• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

障害のある子どもとない子どもが共に行う身体表現活動とその支援に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11780045
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東洋英和女学院大学

研究代表者

西 洋子  東洋英和女学院大学, 社会科学部, 助教授 (40190863)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード身体表現 / 障害のある子ども / 支援
研究概要

本研究では、5歳から16歳までの障害のある子ども9名とない子ども9名が、月に2回の割合で定期的に身体表現活動を行った。毎回の活動では、子どもたちの様子をVTRに収録したり感想を収集し、それらを題材に子どもたちの身体的・心理的な発達を継続して検討した。加えて、障害のある子どもとない子どもが即興表現を行う機会を実験的に設定し、その際の映像をモーションアナライザーを使用して分析したり、活動中に考えたことや感じたことの記述を一定のカテゴリーによって分類・整理した。
結果として、個々の子どもたち、特に障害のある子どもの上肢の動きや、車いすを操作する動きが著しく発達する可能性が示唆された。また、全般的には、身体的な差異の大きい他者と共に表現することで、他者の動きや表現を受動しようとする意識が強化され、そこから子どもたち同士の身体が一体化するような感覚が生じていることが明らかとなった。さらに、このような間身体的な感覚を通して、間主観的な相互理解が築かれることが示唆された。
また、子どもたちの変化ばかりではなく、参加するボランティアスタッフや家族の障害に対する考え方が大きく変化した。それを基盤に、子どもたちの活動を支える新しいネットワークのあり方を、積極的に模索する姿勢が築かれていった。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 西洋子: "障害のある人々を対象とする身体表現活動の指導の現状と課題"舞踊学. 22. 57-65 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi