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VODサーバを利用した視覚認識過程と教育利用

研究課題

研究課題/領域番号 11780123
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関大阪大学

研究代表者

西端 律子  大阪大学, 人間科学研究科, 助手 (20249816)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードVOD / 静止画 / ネットワーク / 画像検索
研究概要

本研究課題による研究実績は以下の通りである。
1)VODサーバの構築を行った。
・フィルム、写真、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、従来のアナログ画像(8ミリビデオ、VHSビデオ等)の取り込み
・取り込んだ画像のデジタル化・画像の編集、蓄積、検索
・イーサネットワーク、ATMネットワーク、ギガビットネットワークなど高速ネットワークによる遠隔操作
2)構築したVODサーバを利用して、画像送信実験を実施した。
平成11年5月より順次、段階を踏んで画像送信実験を行った。実験の概要は以下の通りである。送信画像は600枚に及んだ。
・毎日1枚異なった静止画像を準備する。
・著作権、肖像権など知的所有権の問題がないもの
・固有名詞(商品名、場所、店名)など画像内容以外から情報を得ることがないもの
・被験者は、サーバの指定された所から画像を受信する。
・被験者には画像作成者に対する知識(性別、年齢、名前、住所、職業、生活環境、人柄)はまったくない
・被験者同士も面識はない
・被験者は、画像に対する一言コメントを実験者に返信する。
・「どこで撮ったものですか?」「これは何ですか?」という質問には一切応じない
・画像をみたときの印象を一言で述べる。
・被験者からのコメントについて分析を行った。
・分析の結果、以下の3つのカテゴリーに分析できた。
・「画像情報」そのものに対するコメント
・「画像情報」を見て思い出し、自分自身の経験に裏打ちされた、ものに対するコメント
・「画像情報」を見て連想した、状況、場、環境などに対するコメント
・今後の本研究の将来性として以下の3点が考えられる。
・人間の認識を補う方向
・今まで認識できなかったものを人間に認識させる方向
・人間以外のものに人間のように認識させる方向

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 西端律子: "VODを利用した視覚認識過程と教育利用(2)"教育工学関連学協会連合第6回全国大会講演論文集. 151-152 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 松永公広,深津智恵美,森永理恵子,西端律子 他2名: "シミュレーションにおける問題点埋め込み型演習法の評価"教育工学関連学協会連合第6回全国大会講演論文集. 129-130 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 西端律子: "「相互教授法」日本教育工学会編『教育工学事典』"実教出版. 589 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 西端 律子: "VOD サーバを利用した視覚認識過程と教育利用"日本教育工学会第15回全国大会論文集. 391-392 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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