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高専文科系学科における情報化人材育成のためのイントラネット構築体験システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 11780133
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関宇部工業高等専門学校

研究代表者

松野 成悟  宇部工業高等専門学校, 経営情報学科, 講師 (30290795)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードイントラネット / 情報処理教育 / 情報化人材 / 体験学習 / 情報化人材育成
研究概要

本研究は,近年めざましいITの発展を背景とした企業における情報化人材不足の問題,および教育機関における情報処理教育の現状分析にもとづいて,今日的な情報化人材ニーズに対応するための情報処理教育の試みとして,イントラネット構築体験の学習システムを提示しようとするものである。
十分に整備されたコンピュータ・ネットワーク環境の下でおこなわれる従来型の情報処理教育では,コンピュータの有効な活用という側面に教育の主眼がおかれているため,システム構築や環境設定といった今日的な情報化人材ニーズに対して適切かつ柔軟に対応することができないと考えられる。したがって,本学習システムは,実際に企業等の現場でイントラネット環境の構築・運営・管理をおこなうことのできる実践的な技術や知識を習得することを目的として,学生から参加者を募り協調学習(cooperative learning)の形態をとりながら研究開発を展開した。
本学習システムの教育効果の詳細については今後の評価を待たねばならないが,本学習システムはインターネット・イントラネットに関する知識と技術を持ち合わせ,企業からの情報化人材ニーズに応えることのできる人材の育成に成果が期待できるものである。また,多くの大学・高専における情報処理教育に本学習システムは導入・応用することが可能であると考えられる。
もちろん,このような情報処理教育の取り組みを持って直ちに企業が要求するIT能力を十分に養成できるわけではない。情報化人材の問題はそれ自体多面的なアプローチを要するものであり,短期的な取り組みで解決できることには限りがあることは確かである。本学習システムの教育効果の評価や現行の情報処理教育との連携,カリキュラム上の問題等,中長期的かつ継続的な取り組みが不可欠である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 松野成悟: "イントラネット構築体験学習に関する研究"論文集・高専教育. 24号. 97-102 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 松田潤治: "IT時代のパソコン入門塾"中央経済社. 213 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 松野成悟: "経営情報システムに関する一考察"論文集高専教育. 23号. 85-90 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 松田潤治: "情報リテラシー教室(仮)"中央経済社. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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