研究課題/領域番号 |
11780192
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
伊藤 智義 千葉大学, 工学部, 助教授 (20241862)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | ホログラフィ / ホログラム / 計算機ホログラム / 三次元 / 動画像 / ハードウェア / 専用計算機 / 立体テレビ |
研究概要 |
計算機合成ホログラムの表示デバイスとして反射型液晶ディスプレイを用いた三次元動画像システムの構築を行った。ホログラムからの再生像の視域と大きさは、表示デバイスの面積と画素ピッチの詳細さによる。これまで、液晶ディスプレイとホログラフィを組み合わせた三次元動画像システムでは、透過型液晶ディスプレイを用いたものがいくつか報告されている。しかし、反射型液晶ディスプレイの方が構造的に高精細で開口率を高くできるため、大きく明るい再生像を得ることが期待される。 本研究では画素ピッチ12μm、画素数800×600の反射型液晶ディスプレイを使用した。これは現在市販されている中ではもっとも高詳細なものの一つである。この液晶ディスプレイ・パネルにコンピュータで作成したホログラムを1秒当たり10枚程度表示し、そこにレーザー光を照射することによって、三次元動画像を再生するシステムを構築した。約500点からなる三次元像で再生実験を行ったところ、1cm角程度の三次元動画像を両眼視することに成功した。
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