• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

大規模集積回路に対するテスト容易化設計の最適化技術に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11780221
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関広島市立大学

研究代表者

井上 智生  広島市立大学, 情報科学部, 助教授 (40252829)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード大規模集積回路 / テスト容易化設計 / テスト生成 / 最適化 / スキャン設計
研究概要

本研究は,大規模集積回路(VLSI)に対するテスト容易化設計の最適化手法の提案を目指すものである.これまでに提案された種々のテスト容易化設計法の特長,欠点を見極め,その考察をもとにあらたな,実用的かつ統合的なテスト容易化設計法の提案を目指すものである.
本年度は,昨年度に明らかになった,従来のテスト容易化設計法の利点,欠点をもとに,統合的なテスト容易化設計システムについて考察した.これまでの手法の長所を組み合わせた統合的なテスト容易化設計技術を考えながら,同時に,新たなテスト容易化設計法について考察した.
主に前者のアプローチについて研究を進め,具体的な成果として,(1)単純で高速な経路調整可能部分スキャン設計法,(2)無閉路順序回路用組合せテスト生成アルゴリズム,(3)テスト容易化のためのオーバーヘッドを削減する高位合成法,等について研究し,テスト生成時間,テスト実行時間,ハードウエアオーバーヘッドの有効性を確認し,そのトレードオフ関係が明らかになった(すなわち,最適化できるようになった).また,一部については成果報告に至った.後者のアプローチについては,十分な検討が行えなかったが,前者のアプローチによる結果は,実用的に十分有効であると言える.
一方,従来手法,提案手法を評価するために行った種々の実験において,提案手法を,実際のVLSI設計に適用できるようにするためには,まだいくつかの解決すべき点が残されていることが明らかになった.来年度計画として申請中の基盤研究B(展開)において,継続的,発展的な研究をしたいと考えている.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Inoue, et al.: "Test generation for acyclie sequential circuits with hold registers"Proc.Int'l Conf.on Computer Aided Design. 550-556 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 市原,井上,田村: "単一縮退故障用組合せテスト生成アルゴリズムを用いた無閉路順序回路のテスト生成"電信情報通信学会技術報告. FTS2000-68. 203-208 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi