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環境の多様性・非均質性・不確実性に対応できる移動ロボットの環境記述用ソフトウェア

研究課題

研究課題/領域番号 11780273
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関大阪大学

研究代表者

三浦 純  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90219585)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード移動ロボットの環境記述 / 環境記述用ソフトウェア / 環境の多様性 / 環境の非均質性 / 環境の不確実性 / オブジェクト指向 / 動的環境の表現 / オプジェクト指向
研究概要

本年度はまず,昨年度に試作した環境記述用ソフトウェアを用いて実際の移動ロボットを制御する実験を行った.レーザレンジファインダを備えたロボットを未知空間内で動作させ,環境中の障害物の地図を作成し回避しながら指定された目的地まで移動させた.環境記述ソフトウェアを用いることによって,地図作成や経路生成の処理を容易に記述することができた.
次に,ソフトウェア開発を容易にするための手段として,環境記述内容をグラフィクス表示することを研究した.グラフィクス表示部はOpenGLを用いて記述し,用意した環境記述法およびロボットやセンサデータそれぞれに対しグラフィクス表示するルーチンを開発した.さらに,ロボットの移動やセンシング処理を,それらの誤差を考慮してシミュレーションするルーチンを開発した.これらにより,実際にロボットを動作させることなく移動ロボット制御プログラムの開発をある程度進めることが可能になった.
さらに,動的環境を扱うために移動障害物のモデル化手法を検討した.移動の不確かさを確率モデルで表現し,複数回の観測から移動障害物の動きを推定する手法を,移動障害物を表現するクラスとして実装した.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 三浦純: "センサ情報に基づく行動決定のための環境モデリング"日本ロボット学会誌. 18・3. 325-330 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 子安大士,三浦純,白井良明: "実時間全方位ステレオを用いたロボットナビゲーションのための移動物体認識"日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会. (発表予定). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 三浦純: "センサ情報に基づく行動決定のための環境モデリング"日本ロボット学会誌. 18巻3号(掲載予定). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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