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ソフトウェア設計における意味情報の変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11780305
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関京都大学

研究代表者

沢田 篤史  京都大学, 大型計算機センター, 助教授 (40273841)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードソフトウェア開発 / 設計情報 / ソフトウェアの意味モデル / リポジトリ / 意味制約 / 発展支援 / ミドルウェア / データサーバ
研究概要

本研究では,昨年度までに,ソフトウェアの設計情報に関する変化について,ソフトウェアの設計過程に見られる設計者の作業上の設計判断に基づいて分析を行い,定式化することを試み,一定の成果を得ている.
今年度の課題は,昨年度の成果を制約分離型リポジトリに適用し,評価を行うことであり,基本的にはシステムの開発と評価を行った.研究課題に挙げた二つの重点項目に関する研究・開発の概要は次の通りである.
1.ソフトウェア開発時の設計判断の定式化
昨年度調査を行ったオブジェクト指向設計方法論における設計ガイドラインとその分析に基づき,設計情報の変化パターンについて定式化を行い,制約分離型リポジトリのスキーマ上に支援システムとしての展開を試みた.定式化を評価するために,実際にUDL/Iテストシステムと呼ばれるソフトウェアツールの改善に変化パターンを適用したところ,おおむね妥当な結果が得られた.
2.意味情報の変化を支援する方式の研究
1で定式化した結果を制約分離型リポジトリシステム上に実現することを試み,開発を行った.開発の途上で,リポジトリシステム自体のWeb対応による,アプリケーションサービス構築支援を実現することも重要であることが分かり,現在はWeb対応と同時に設計情報変化支援システムの構築を行っている.システムを開放型ネットワークに対応させ,さらに流動的な応用分野に適用可能とすることは,来年度以降の新たな課題と位置づけており,継続的に発展させる予定である.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 沢田篤史,満田成紀,鯵坂恒夫: "設計情報の変化を支援するソフトウェアリポジトリの機能について"日本ソフトウェア科学会第16回全国大会論文集. 41-44 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 沢田篤史,満田成紀,鯵坂恒夫: "リポジトリを利用した設計情報の変化の分析と発展支援"電子情報通信学会技術研究報告(SS99-43,KBSE99-36). 99-424. 7-14 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 満田成紀,沢田篤史,鯵坂恒夫: "操作情報を中心としたユーザインタフェース設計法"電子情報通信学会技術研究報告(SS99-43,KBSE99-36). 99-424. 23-30 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 沢田篤史,満田成紀,鯵坂恒夫: "設計情報の変化を支援するソフトウェアリポジトリの機能について"日本ソフトウェア科学会第16回全国大会論文集. 41-44 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 沢田篤史,満田成紀,鯵坂恒夫: "リポジトリを利用した設計情報の変化の分析と発展支援"電子情報通信学会技術研究報告(SS99-43,KBSE99-36). 99-424. 7-14 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 満田成紀,沢田篤史,鯵坂恒夫: "操作情報を中心としたユーザインターフェース設計法"電子情報通信学会技術研究報告(SS99-43,KBSE99-36). 99-424. 23-30 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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