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音響モデルによるネットワーク上での対話的演奏システムの研究と開発

研究課題

研究課題/領域番号 11780318
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関東京大学 (2000)
神戸山手女子短期大学 (1999)

研究代表者

中村 文隆  東京大学, 情報基盤センター, 助手 (70290400)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードネットワーク / 双方向通信 / 実時間 / 対話的演奏 / MIDI / RMCP / リアルタイム / 双方向 / 楽音合成
研究概要

本研究課題においては、限られたネットワーク帯域での対話演奏に有効なモデルとして音響モデルのパラメータ送受信を用いるシステムの研究・開発を行った。対話演奏では双方向の実時間通信が必須であるが、インターネットでは原則として帯域保証を得ることができない。近年普及している一方向のコンテンツ配信では受信側でのバッファリングによるゆらぎ吸収などの方策を用いることができるが、双方向の実時間対話では演奏のずれが問題となるため、対話演奏の形式に制限が課せられる。このため、適切なモデル化によって演奏に必要とされるパラメータを設定し、ネットワーク上で伝送されるべきデータ量を減らす研究を行った。
具体的なプラットホームとしてGUIによる直感的なユーザーインターフェースを備えるPureData(Pd)を使用し、正弦波合成、フィルタによる減算、FMモデル、のそれぞれについてネットワークを通じてパラメータを送受信し、対話的演奏を行うシステムを製作した。同システムを神戸山手女子短期大学における講義時間中に学生に使用させ、コンピュータに関する経験の少ない学生でも講義時間中にシステムを把握し、実際にLAN内での対話的演奏を行うことができることを確認した。また、東京大学と神戸山手女子短期大学の間でインターネットを経由した対話演奏の実験を行い、WAN経由での運用について検証を行った。以上の実験結果より、少ないパラメータ量でネットワーク経由の対話的演奏を行うシステムを構築することができることを実証できたと考えている。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中村文隆: "Pd(Pure Data)を用いたマルチメディア教育の試み"情報処理学会第60回全国大会(平成12年前期) 講演論文集. 60・4. 413-414 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 中村文隆: "Pd(Pure Data)を用いたマルチメディア教育の試み"情報処理学会第60回全国大会講演論文集. 60-4. 413-414 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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