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動画像データのトラヒック特性と情報ネットワーク性能評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11780321
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関筑波大学

研究代表者

牧本 直樹  筑波大学, 社会工学系, 助教授 (90242263)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードセル長分布 / 減衰率 / 同時分布 / ネットワーク遅延 / マルコフ型ネットワーク / トラヒック / 待ち行列ネットワーク / マルコフモデル / 長時間依存性
研究概要

昨年度は,2ノードマルコフ型ネットワークモデルに対して,各ノードにおけるセル長分布の減衰率の評価を行った.今年度はこの結果の精緻化・一般化として,セル長の同時分布のより精密な評価,および3ノード以上のネットワークモデルにおけるセル長分布の減衰率の評価を行った.
まず,セル長の同時分布に対しては,入力トラヒックの分布特性や入力パラメータによって減衰率の決まり方に3つのケースがあることがわかった.ネットワークの視点で見ると,これはボトルネックの起こり方が3通りあることに相当し,処理能力の遅い方が単独でボトルネックとなる場合,遅い方が速い方の影響を受けてボトルネックとなる場合,互いに影響し合って双方がボトルネックとなり得る場合,というように特徴付けることができる.また,同時分布の分析をもとに,ネットワークにおける総遅延時間分布の減衰率などの分析なども行った.
次に,3ノード以上のネットワークモデルにおけるセル長分布の減衰率について分析を行い,減衰率を決めていると考えられる仕組みを明らかにした.この結果は,まだ理論的に厳密に確認された訳ではないが,先行研究で厳密な解析が行われている特殊なケースについては,すべて同じ結果となることを確認しており,より一般的なケースについても成り立つことが期待される.さらに,同時分布の減衰特性についても2ノードの場合の手法が拡張できることを確認した.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 牧本 直樹: "待ち行列モデルにおける定常分布の漸近特性について"システム/制御/情報. 43巻3号. 129-134 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] Katou K: "Analysis of the cleparture process of a MAP/M/C queue and its application to conpasite tandem queues"Proc.Probabilistic Analysis of Rave Events. 149-156 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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