研究課題/領域番号 |
11780362
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
高山 有道 核融合科学研究所, 理論・シミュレーション研究センター, 助手 (70311206)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | ダイバータ / 3次元解析 / 中性粒子輸送コード / プラズマ輸送コード / 大型ヘリカル装置 |
研究概要 |
核融合実験装置において、ダイバータを含む周辺領域の3次元解析を行うための手法構築を行った。具体的な装置として核融合科学研究所で実験が行われている大型ヘリカル装置LHDへの適用を考えた。本年度は、昨年度の研究において明らかとなった以下の課題についてさらに研究を行った。 (1)計算格子生成の自動化 以前より適切な計算格子を比較的容易に生成することが可能になった。これによって、さまざまな配位に対する3次元解析がより容易になると期待できる。 (2)プラズマ輸送コード 本研究において、もっとも重要かつ困難な課題であるが、世界的に見ても未だ完全な成功を収めているグループはない。周辺部の磁場が磁気面を形成していない点、磁力線の結合長が短い点をどのように解決するか、今後さらに検討を行いたい。 (3)中性粒子コード 昨年度の研究によりLHDに対する適用が可能となっており、本年度はプラズマパラメターを仮定した中性粒子コード単独の3次元解析を継続して行った。 (4)シミュレーション結果の可視化 仮想現実装置CompleXcopeの適用について検討を行った。具体的な作業は来年度以降行っていく予定である。
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