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コンディショナルジーンターゲッティングによるaPKC群の個体レベルでの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 11780497
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 分子生物学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

秋本 和憲  横浜市立大学, 医学部, 助手 (70285104)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードaPKC / Cre / loxP / Atypical Protein Kinase C / ジーンターゲッティング
研究概要

既にCre/loxPシステム用いたaPKCλコンディショナルジーンターゲッティングマウス(以下aPKCλ-loxPマウスと略)とES細胞(aPKCλ-loxPES細胞と略)の樹立に成功し、現在、以下の解析を行っている。
1,樹立したaPKCλ-loxPマウスとCAG-CreTgマウスを交配し、全身でaPKCλ遺伝子を破壊し、いわゆるノックアウトマウスを樹立した。このホモ接合体マウスは胎生致死であり、線虫やショウジョウバエ同様、aPKCλ遺伝子は発生段階で重要な役割を果たしていることが明らかとなった。更に発生のステージを遡って詳細な解析を行った結果、少なくとも発生の初期の段階における上皮形成にこのaPKCλ遺伝子が重要な役割を果たしていることが明らかなった。現在、更なる詳細な解析をおこなっている。
2,aPKCλは胎児のみでなく、成体においても乳腺・大腸など様々な組織の上皮で発現している。そこで、成体組織の上皮におけるaPKCλの役割を明らかとするために、aPKCλ-loxPマウスと乳腺特異的にCreを発現するTgマウスとの交配及びAdenovirus vector-creをaPKCλ-loxPマウスの大腸に導入する方法を用いて、乳腺上皮と大腸上皮特異的にaPKCλ遺伝子を破壊したマウスを作製した。現在その解析を進めている。
3,インビボで得られたフェノタイプを分子メカニズムレベルまで踏み込んで説明する解析を有利にするため、樹立したaPKCλ-loxPES細胞を用いてインビトロでの解析を1,2の解析に並行して行っている。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Masaaki Nakaya et al.: "Meiotic maturation induces animal-vegifalasymmetric distribution of aPKC and ASZP/Par-3 in Xenopus oocytes"Development. 127(23). 5021-5031 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Atsushi Suzuki et al.: "Atypical protein kinase C is involved in the evolutionaly conserved PAR protein complex and plays a critical roles in establishing-epithelia-specific"Journal of Cell Biology. 152(6)(in press). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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