研究課題/領域番号 |
11780502
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
関 原明 理化学研究所, 植物分子生物学研究室, 研究員 (80281624)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | シロイヌナズナ / トランスポゾンタギング / Dsトランスポゾン / アルビノ / 胚致死変異 / シロイヌナスナ / トランスポゾンタギンブ / シグナル伝達 / RD28 / AUX1 |
研究概要 |
シロイヌナズナの5番染色体のctr1遺伝子座の近傍にDs T-DNAが挿入された親植物系統(Ds 388-30)を用いてDsを転移させ、これまでに転移植物系統を約1500系統作製した。作製した約1500系統について、Dsの挿入変異をホモにもつ個体を作製し表現型を調べた。その結果、アルビノの表現型を示す個体が6系統、胚致死変異の表現型を示す系統が15系統、不稔の表現型を示す系統が3系統存在していた。これら系統について、Dsの挿入により破壊された遺伝子断片をTAIL-PCR法を用いて回収し塩基配列決定後、相同性検索を行った。この内、アルビノの表現型を示す2系統については、Geranylgeranyl pyrophosphate synthase-related遺伝子およびTATC遺伝子内部にDsが挿入されていることがわかった。他の変異体についてもDsの挿入により破壊された遺伝子断片をTAIL-PCR法を用いて現在回収を進めている。さらに、相補性検定により変異が回復することを確認し最終的に変異遺伝子を同定する予定である。また、作製した系統についてDsの挿入により破壊された遺伝子断片の塩基配列決定、相同性検索を引き続き行った。その結果、receptor-like protein kinaseのホモログ遺伝子やPhosphatidyl inositol 4-kinase遺伝子などの遺伝子内部にDsが挿入した系統が作製されていることがわかった。
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