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僧帽細胞軸索をガイドする分子の網羅的スクリーニング

研究課題

研究課題/領域番号 11780530
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 発生生物学
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

平田 たつみ  国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 助教授 (80260587)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード軸索ガイド / lot細胞 / 神経発生 / 嗅索 / cDNAサブトラクション / 軸索ガイダンス
研究概要

マウス胚嗅球の僧帽細胞の軸索は、終脳の非常に狭い領域を選択的に伸長し、嗅索と呼ばれる軸索束を形成する。この軸索は、嗅索領域に局在する道標的神経細胞lot細胞によってガイドされる事が知られている。lot細胞による軸索ガイドの分子機構を探る目的で、この細胞に特異的に発現する遺伝子のスクリーニングを行った。lot細胞を多量に含む嗅索領域とlot細胞を含まない新皮質領域から、それぞれmRNAを調製してcDNAを合成した。嗅索領域に存在する遺伝子だけを特異的に増幅できるように工夫してPCR反応を行い、得られたcDNA断片をベクターに挿入して、サブトラクティブライブラリーを作成した。そのうちの約500クローンについてdifferential hybridizationをおこない、嗅索領域により強く発現する130個のクローンを選択した。これらについて塩基配列の決定、ならびにin situ hybridizationを行って発現領域を検討したが、lot細胞に特異的に発現するものは得られなかった。今後はさらに多くのcDNAクローンのスクリーニングを継続して行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Tomioka et al.: "Neocortical origin and tangential migration of guidepost neurons in the lateral olfactory tract"J.Neurosci.. 20. 5802-5812 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] T.Hirata et al.: "Short-range guidance of olfactory bulb axons is independent of repulsive factor slit."J.Neurosci. (in press). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 平田たつみ: "終脳における神経細胞の移動と領域特異化"細胞工学. (印刷中). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] T. Hirata and H. Fujisawa: "Environmental control of collateral branching and target invasion of mitral cell axons during development"J. Neurobiol. 38. 93-104 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 平田たつみ,佐藤泰史: "マウス終脳培養系を用いた軸索ガイダンス機構の解析"細胞工学. 18. 77-83 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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