研究課題/領域番号 |
11791001
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研究種目 |
地域連携推進研究費
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学(含芸術諸学)
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研究機関 | 東京芸術大学 |
研究代表者 |
六角 正廣 (六角 鬼丈) 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (30240435)
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研究分担者 |
竹内 順一 東京芸術大学, 大学美術館, 教授 (10301821)
渡辺 好明 東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (00220939)
藤幡 正樹 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (60229028)
野口 玲一 東京芸術大学, 大学美術館, 助手 (60293031)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
2001年度: 8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
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キーワード | タウンミュージアム / タウンアート / 空間環境芸術 / ストリート・ステージ / インスタレーション / リサイクリング・アートプロジェクト / アースワーク / 環境アート / ストリートステージ / リサイクリングアート / フィールドアート / タウンミュージアム構想 / 取手タウンアートミュージアム / 取手アートプロジェクト / 取手ストリートステージ / 取手リサイクリングプロジェクト |
研究概要 |
この研究の目的は、芸術文化の実情とそれらを取り巻く環境に焦点を当て、特に藝術を街づくりの主要な要因として、都市や建築、ランドスケープ等の環境整備を行い、街全体が美術館化していくことを期待し、市民の情操教育や活動に役立つ方法を開発していくことである。近年、街づくりの手法の一つとして、藝術(以降アートと呼ぶ)を手がかりとしたものが増えつつあり、それらが周囲にあたえる影響や変化がどのようなものであるのかを研究・分析する必要性が出てきている。 街を美術館化する、ということは、単純に彫刻物等の作品を駅前のロータリーや商店街等の街中に飾っていくといったことではなく、アートを介在して街のイメージが形成されたり、様々なアクティビティが生じて、結果アートが街にとっての共有財産となることが目的とされる。観光資源や文化、歴史的背景を持たない地において、街づくりや再開発を進める場合、画一的手法により全国どこでも同じような風景がひろがっていくケースが多々ある。何を核にこの街ならではの顔を作り出すことができるのか、といった点がこれらの街に共通の問題点であるが、アートはそのプログラムの組み方によって街にとっての共有財産をつくりあげていく手がかりとなる。 本研究ではアートが街の共有財産となるための手法をつくりあげていくプロセスの一つとして、主に茨城県取手市と東京藝術大学との連携のケースを中心に、実践と成果のプロセスを報告する。又、他に地理的特長や、歴史的特長、現実にかかえる問題等に対して実際に「アート」と「地域-街-」との関係性を実現化していった(あるいはしつつある)3例、宮城県岩出山町、埼玉県吉川市、埼玉県熊谷市の例を挙げる。
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