研究課題/領域番号 |
11792024
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研究種目 |
地域連携推進研究費
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
堀口 進 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (60143012)
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研究分担者 |
林 亮子 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (30303332)
井口 寧 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学センター, 助手 (90293406)
阿部 亨 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (80222652)
青木 祐介 (株)インテックW&G研究所, 研究員
米沢 裕司 石川県工業試験場, 製品科学部, 研究員
中野 幸一 石川県工業試験場, 製品科学部, 研究主幹
山森 一人 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (50293395)
橋本 隆之 株式会社 インテックW&G研究所, 情報応用研究部, 研究員
青木 功介 株式会社 インテックW&G研究所, 情報応用研究部, 研究員
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
2001年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
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キーワード | 仮想現実技術 / テレインタラクションシステム / 仮想触覚・力覚システム / 伝統工芸品開発システム / 3次元造形システム / 協調型造形システム / 3次元仮想空間 / 仮想力覚インターフェース / テレインタラクション / 超現実テレインタラクション / 仮想触覚・力覚 / インターネット / リアルタイム処理 / フォースディスプレイ / 3次元協調型造形システム |
研究概要 |
仮想現実技術は、ネットワーク技術のめざましい発展により空間や時間的距離を越えた新しいテレインタラクション機構として広い分野で期待されている。特に、仮想触覚・力覚(haptics)インターフェースは、医療・福祉分野における医療シミュレータ,リハビリ支援システムや遠隔手術システム、科学技術分野における可視化システムや発想支援システム、産業分野における製品設計システムやデザイン支援システムとして研究が始まっている。また、芸術分野におけるインタラクティブアートや造形支援システムなどの広い分野でも仮想触覚・力覚必用とされている基盤技術である。したがって、仮想力触覚を用いたテレインタラクションは,今後人間社会にとって非常に有益な技術となる可能が大きい。 本研究では、先ず、仮想力覚提示装置を用いた3次元造形支援システムの構成法について詳しく検討し、仮想力触覚3次元造形支援システムを開発構築した.北陸先端科学技術大学院大学では,仮想現実環境において力覚デバイスを用いた3次元造形作業における仮想力覚の有効性について詳しく議論した結果、手指を用いた作業や造形では力覚が非常に有効であることを明らかにした。次に、ネットワークを介して仮想空間と仮想力覚を共有する協調型テレインタラクションについて検討し、サーバ・クライアント構成方式を用いて仮想力覚提示装置を用いた協調型3次元造形支援システムの構成法を提案した。実際に協調型3次元造形支援システムを開発構築し、仮想力覚情報の共有手法の有効性について詳しく実験した結果、サーバ・クライアント構成方式が有効であることを示した。また、インターネットで問題になる転送時間遅延ならびに時間遅延の変動などについて、安定性を保つ制御システムの開発研究が今後、重要であること明らかにした。石川工業試験場では、圧力センサーを円柱上に配列した仮想触力覚システムによる3次元造形システムの構築を行ない、人間が手指で3次元造形が可能になるシステムを開発し、構築システムの性能評価を行ない、その有効性を示した。インテックW&G研究所では、仮想現実環境での3次元造形システムによる創作された造形物に、仮想力覚提示装置を用いた彩色や絵付けを行なうシステムの開発構築を行ない、その有効性を示した
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