研究課題/領域番号 |
11835008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究機関 | 山形県立保健医療大学 (2000) 東北大学 (1999) |
研究代表者 |
伊橋 光二 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (40160014)
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研究分担者 |
吉野 直美 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助手 (40310180)
小野 武也 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (30299797)
百瀬 公人 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教授 (30230056)
半田 康延 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (00111790)
藤居 徹 東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (70302122)
山本 澄子 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30302102)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 起き上がり動作 / 動作筋電図 / 動作解析 / functional electrical stimulation |
研究概要 |
日常生活動作において頻繁に用いられる片肘支持からの起き上がり動作を機能的電気刺激で再建することを目的として、起き上がり動作の動作解析と筋電図解析を行った。平成11年度は動作計測方法の確立を中心に行い、平成12年度は動作解析と同期させた筋電図解析を行った。具体的には、健常青年を対象とし、動作の計測は画像式3次元動作装置および磁気センサー式3次元空間計測装置を用いて行った。筋電図計測は、頚部・体幹・上肢帯などの主要な筋18筋を同時計測した。 この結果、片肘支持からの起き上がり動作は基本的に3相に分けられることが確認された。また、これに伴う筋活動の解析により筋活動の特徴を明らかにした。頸部屈筋や体幹の屈筋が重要であるが、特に体幹回旋を伴う動作なので、上肢支持側と反対側の外腹斜筋の活動が重要である。また、脳卒中片麻痺症例の起き上がりを考慮すると、一般的に麻痺の影響が強い上肢帯や上肢の筋も考慮しなければならず、動作開始時に先ず上肢支持側と反対側の肩甲帯の前方突出が必要であり、この側の前鋸筋の活動が重要であることが判った。 将来の機能的電気刺激の応用に向けて、前鋸筋を表面電極で刺激し、起き上がり動作を補助する可能性を検討するために、健常者を対象に電気刺激の方法について検討した。実用的に機能的電気刺激を用いるには、電極装着方法、電極形状、電気刺激条件などについてさらに検討が必要であることが明らかになった。
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