• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

凸面鏡の中の大きさと距離の知覚

研究課題

研究課題/領域番号 11871016
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 実験系心理学
研究機関立命館大学

研究代表者

東山 篤規  立命館大学, 文学部, 教授 (00118001)

研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード距離 / 大きさ / マグニチュード推定法 / 凸面鏡 / 平面鏡
研究概要

凸面鏡と平面鏡の中に映し出された対象の大きさと距離の知覚について,現在,野外において実験を行っている.いずれの鏡も直径は約20cm,凸面鏡の曲率半径は220Rである.被験者は十五名の大学生.各被験者は,この鏡の一方を手にもち,背後に置かれた対象を鏡に映しながら,その対象の大きさ(高さ)と距離を言語的に推定するように求められる.刺激対象は5つの二等辺三角形であり,その高さは,32cmから162cmであり,各対象を2.5mから45mの5つの距離にランダムに提示した.実験は,2名の大学生を雇って現在データを集めている段階である.得られた結果は,2000年度の夏の日本視覚学会において発表する予定である.
上記の実験をはじめる前に,鏡のなかに映し出された対象の距離の知覚について,すでに,予備的にいくつかの実験を行ったが,その結果によれば,凸面鏡のなかの対象の見かけ距離は,平面鏡のなかの見かけ距離よりも,約1.3倍程度遠くに見えることが明らかにされた.その結果をまとめて,一昨年,日本心理学会のJapanese Psychological Research誌に投稿し,掲載の許可を得,現在,出版を待つのみとなっている.さらに,1999年度の国際精神物理学会では,このデーターを別の角度から再分析し,鏡の中の距離の知覚が,対象の視角によって大きく影響されることを明らかにしている.

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Higashiyama,A & Shimono,K: "Perceived distance of targets in convex minors"Proceedings of the 15th Annual Meeting of the International Society of Psychophysics. 192-197 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi