研究課題/領域番号 |
11872008
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
石川 捷治 九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (30047740)
|
研究分担者 |
出水 薫 九州大学, 大学院・法学研究院, 助教授 (20294861)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 政治学 / 政治学教育 / 大学教育論 / 大学授業の改善 / 日韓比較研究 / 時代転換 / FD / 政治学教科書 / 学生と共に |
研究概要 |
本研究は、政治学研究、なかでも「時代的転換期」における政治学教育の現状を把握し、その問題点と困難性を克服し、新しい政治学教育の在り方を追及するものである。その際、これまで、ともすると見落とされがちであった「学生と共に」という視点に立ちつつ、若干の提言を行い、体系的な政治学教育論を目指す準備作業となるものである。 3ヵ年の計画の最終年度においては、初年度、2年度に引き続き、このテーマに関する基礎的資料の収集をした。そのなかには、同じく「時代的転換期」にある韓国の政治学関係資料も含まれている。 実態調査としては、九州・山口の各大学の政治学担当教員、学生、院生などからヒアリング調査を実施した。さらに韓国ソウルにおいて、高麗大学を始めとするいくつかの大学の政治学関係の教員へのインタビューを実施した。 また、本テーマに関する研究会を、福岡において合宿形式にして合計9回行い、主として若い研究者から鋭い意見をいただいた。 その成果の一部は、新しい政治学の教科書(東アジア政治史)となって結実(2002年夏刊行予定)するはずである。また、この研究開始後に発生した「法科大学院(ロースクール)設置の政治学教育(一般、専門、大学院)に及ぼす影響」という問題にも取り組んだ。この問題は喫緊の課題であり、政治学教育論に関する研究ノートとして近く発表したいと考えている。
|