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人工市場経済のシミュレーション〜複雑系としての市場経済の一断面〜

研究課題

研究課題/領域番号 11873004
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 経済理論
研究機関旭川大学

研究代表者

小野崎 保  旭川大学, 経済学部, 助教授 (10233595)

研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード人工市場経済 / 複雑系 / 限定合理性 / シュミレーション / 独占的競争 / 独占 / 寡占 / 市場構造の進化 / 人工市場 / マルチ・エージェント / 独占・寡占 / 異質性 / 適応的行動 / 非線形 / シミュレーション
研究概要

今年度は,シミュレーションモデルに本質的な改訂を加えるべく努力したが,残念ながらモデルが落ち着くまでには至らなかった.具体的な改訂の方向性は,消費者の惰性的行動を表すパラメータkを内生化することであった.ここで,消費者はk%以内の価格高であれば,安い価格をつけている企業からではなく,馴染みの企業から購入すると想定されている.昨年度までのモデルではkはすべての消費者に共通であったが,消費者の異質性に重点を置くため,これを個々の消費者の行動に基づいて内生的に決まるよう設計変更をおこなった.kを内生化する方針にはさまざまなものが考えられる.たとえば,この値をある消費者の「馴染みの企業」に対する信頼度の表明とみなし,当該企業から希望する量だけ財を購入できるかぎりkが高まり,希望する量を購入できないとkが低下する,というルールを考えることができる.このような方針でkの内生化を進めたが,他のモデル設定との関係でシミュレーション結果が安定せず,デバッグの途上で時間切れとなった.今後とも継続してモデルの拡充に努めたい.

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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