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エポキシ樹脂の疲労き裂発生の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11875030
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 機械材料・材料力学
研究機関豊田工業大学

研究代表者

岸本 秀弘  豊田工業大学, 工学部, 教授 (10148348)

研究分担者 上野 明  豊田工業大学, 工学部, 助教授 (30160188)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードエポキシ樹脂 / 疲労メカニズム / フラクトエミッション / 疲労き裂発生 / 可逆的疲労損傷
研究概要

本年度の研究実績は,以下の通りである.
(1)疲労破断以前に放出される微弱光は,疲労き裂の発生と成長に関連付く可能性のあることがわかった.
(2)応力振幅60MPaにおいて,
(a)中断なし,(b)平均き裂発生寿命(700サイクル)以前のN=500サイクルで5時間実験中断,(c)平均き裂発生寿命(700サイクル)以降のN=5000サイクルで5時間実験中断の3通りの実験を行い,破断寿命に与える影響を調べた.その結果,平均は断寿命は,(a)16000サイクル,(b)65000サイクル,(c)27000サイクルとなり,疲労き裂の有無に関わらず,エポキシ樹脂は実験を休止することにより,休止しない場合よりも疲労寿命が大幅に増加することが示され,エポキシの疲労損傷は可逆的であることがわかった.また,寿命の増加割合は,疲労き裂発生後では低くなるものの,非可逆損傷である『き裂』が生じても,疲労寿命は増加するという特徴的な挙動が確認できた.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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