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地域河川学に関する新しい試み

研究課題

研究課題/領域番号 11875106
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 水工水理学
研究機関鳥取大学

研究代表者

道上 正規  鳥取大学, 学長 (10027245)

研究分担者 檜谷 治  鳥取大学, 工学部, 助教授 (00165127)
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード地域河川学 / 住民意識 / 水環境 / 流域特性 / 流域連携 / 河域地形則 / アンケート調査 / 統計解析 / 流域 / 風土 / 数量化理論
研究概要

河川制度の改正では新たな河川行政の命題の1つに"川と地域の関係の再構築と連"というテーマが位置づけられ、河川管理に流域の市民の参加と連携を推進していくことが求められている。これらの背景から今後、人と川との関わりを再構築していくためには、流域および地域の自然、風土、社会の実情を如何に今後の川づくりや流域管理に反映していくのかという手法の開発(地域河川学)が必要となってきている。そこで本研究では、流域の地形的特徴や社会特性、自然環境、風土等の特性把握およびそれらの法則性について分析するとともに、流域住民の意識、市民活動等の実態調査を行い、流域特性を考慮した新しい地域河川学の構築を試みることを目的としている。
本年度は研究の最終年に当たり、従来実施した千代川流域に加え,新たに天神川流域を対象として地形、社会、自然、風土などの諸データを集計すると共に、住民意識の関心度アンケート調査を実施した.最終的に,流域の異なる2河川の調査結果を比較することによって,流域特性と住民意識の関係について検討したが,対象とした2流域が結果的に比較的似通った流域であったために,十分な検討が出来なかった.しかしながら,流域特性を河川の位数分布によってある程度表すことが出来ること,この位数分布と河川特性や人口等の社会・文化特性とは関連性が高いこと,ならびにある程度流域特性が同じであれば河川に対する住民意識は同様な傾向を示すこと等を明かにした.

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 今宮, 道上, 檜谷, 宮本 他: "千代川流域における住民意識と流域特性の関連性"第53回土木学会中国支部研究発表会概要集. 131-132 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本, 福井, 道上 他: "水環境保全活動に関する住民参加を促進する方法論に関する研究"水工論文集. 45巻. 25-30 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本, 道上, 喜多 他: "流域連携帯に関する課題点の構造分析による連携支援機能に関する研究"土木計画学研究・論文集. Vol.18(1). 41-47 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 福田憲司,道上正規,檜谷治: "千代川流域の河川地形則と人口分布の関係"土木学会中国支部研究発表会発表概要集. 第52回. 167-168 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 福井渉,宮本善和,道上正規,檜谷治: "千代川流域における水環境に対する住民の意識と行動に関する研究"土木学会中国支部研究発表会発表概要集. 第52回. 229-230 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本善和,道上正規,喜多秀行,檜谷治: "身近な川に対する流域住民の関心度の向上と参加意向に関する研究"水工学論文集. 第44巻. 313-318 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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