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インタ-ネットに見られる建築・都市的表現

研究課題

研究課題/領域番号 11875128
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関神奈川大学

研究代表者

吉松 京子 (山家 京子)  神奈川大学, 工学部, 助教授 (10242124)

研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードインターネット / 情報空間 / サイバーシティ / 表現
研究概要

インターネットを通して見られる建築・都市的表現のうち、特に「サイバーシティ」と「情報空間」のサイトを対象とした現状把握を試み、インターフェイスとしてのこれらの表現の意味を明らかにすることを目的とする。
(1)事例収集:主に「サイバーシティ」と「情報空間」をキーワードに検索されるサイトを対象に建築・都市的表現の事例を収集し、画像データとして保存した。また、「情報空間」については、言葉の定義があいまいなため、社会学・認知科学・情報科学等の既研究にも言及した。
(2)表現のタイポロジー:上記で得られた建築・都市的表現の分類を試みた。「サイバーシティ」では、表現の対象のスケールと図法、都市機能との対応の有無などを手がかりとした。「情報空間」では、大量の構造化された情報を可視化するものと、概念情報を対象とするものに分類された。いずれの場合も分類の手がかりとなるカテゴリーが存在することが明らかとなった。
(3)ユーザーの認識に関する調査・分析:ユーザーがどのように捉えているかについて予備調査を実施し問題点を抽出した。いくつかのサイト内を自由に探索するよう被験者に指示し、その様子をビデオに記録する。発話の記録から探索の手がかりについて考察を行った。さらにアンケートにより(1)インターネット上のこれらの表現を実在する空間に比してどのように捉えているのか、(2)テキスト主体のものと差があるのか、についての回答を得た。画面上にリンクがたどれるいくつかの手がかりが存在し、それを探す傾向があることなどが結果として得られた。
(4)今後の課題: 「(3)ユーザーの認識に関する調査・分析」をさらに進めること、インターネットでの表現を幅広く収集することなどを今後の課題と考えている。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山家京子: "情報空間の可視化に関する考察"日本建築学会大会学術講演梗概集. E-1. 891-892 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 山家京子: "情報・空間・可視化をキ-ワ-ドとする研究について"第22回情報・システム・利用・技術シンポジウム論文集. 187-192 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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