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デザイン初期段階における異種分野協調的デザイン支援システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 11875130
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関大阪産業大学

研究代表者

谷口 興紀  大阪産業大学, 工学部, 教授 (00026113)

研究分担者 ペリー 史子  大阪産業大学, 工学部, 助教授 (10238719)
植松 曄子  大阪産業大学, 工学部, 助教授 (20232788)
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード環境デザイン / Java言語 / アプレットパラメータ / 異言語対応 / サーブレット / デザイン思想 / 心積もり / アクセス / ネットワーク / 三次元情報 / デザイン対話 / JAVA / 協調設計
研究概要

Java言語による試験的デザイン支援システムの開発とそのモニター実験により、異種のデザイン分野を統一する概念として、「環境デザイン」とよぶという知見を得ることにより、協調デザイン支援システムプログラムのアーキテクチァの再編について以下のような知見を得た。すなわち、
(1)心積もりのデザイン要素と現実のデザイン要素とを自覚的に区別する必要性から、デザイン初項の導入後、それに述語付けすることとしてのシステムコマンド群は、その数において固定したものではなく、辞書的多様さを持たせ、逐次その機能と数との増減可能なオープンエンドなものにする。
(2)コマンド群に辞書的多様さを持たせることに起因する画面上の煩雑さを回避するためには、HTMLファイルの中のパラメータをコントロールすることにより行う。
(3)ユーザーのデザイン能力のレベルの違いやデザイン段階などにより発生する、要・不要なコマンド群の対処においても、HTMLファイルにおけるパラメータのコントロールによる。
(4)(2)と(3)は多種言語環境に対応することを容易にし、デザイン異種分野協調だけでなく、異文化間のデザイン協調にも資する。
デザイン要素を心積もりする部分の支援をいかにするかについては、デザイン初項を選択して述語付けする方向ではなく、先に述語を選択してデザイン初項を構成するという方向がキーになるのではないかと考えられるが、この点は今後の研究をまたねばならない。
より一層デザイナー(ユーザー)フレンドリー化を求め、将来的にコアシステムに組み込まれる物体(建物・橋・道路景観など)の二次元的スケッチを三次元情報に解釈する機能のプログラムインプリメントをすすめ、二次元線画のラベリング部分にまで達している。
デザイン成果をリモートなデザインチーム内相互に渡すためのデザインコミュニケーションの観点から、ジャバサーブレットの利用によるデザインデータのセーブと呼び出し部分についても開発を完了している。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 谷口興紀他: "北河内地域における生活環境と環境デザイン原理に関する研究"大阪産業大学産業研究所. 400 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 谷口興紀: "Can a system help design a designer?"教育システム情報学会第24回全国大会講演論文集. 293-294 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 谷口,植松,ペリー他: "インターネット下における環境デザイン支援システムのための基礎的研究"日本建築学会近畿支部研究報告集. 第39号. 193-196 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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