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スリーハイブリッドシステムによる生理活性物質の受容体遺伝子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 11876029
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 生物生産化学・応用有機化学
研究機関東京大学

研究代表者

山口 五十麿  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00012013)

研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードスリーハイブリッドシステム / アブシジン酸 / 植物ホルモン / ピリジルウレア
研究概要

本研究は,酵母における発現系を用いて低分子とタンパク質の相互作用を検出する系であるスリーハイブリッド系を用いて,植物の成長制御に関わる生理活性物質の受容体の遺伝子を探索する系を開発することを目的としている.植物のツーハイブリッド用のcDNAライブラリーとして充実しているGa14システムのライブラリーを利用することを計画し,宿主酵母にはYRG-2株を用いた.ラットのグルココルチコイド受容体のcDNA断片を増幅し,Ga14の結合ドメインと連結した融合遺伝子を持つベクターをYRG-2株に導入した.このホストにGa14の活性化ドメインと融合したシロイヌナズナのcDNAライブラリーを導入し,スクリーニングを行った.
ベイトにはアブシジン酸(ABA)を8-アミノカプリル酸ヒドラジドをスペーサーとしてデキサメサゾン誘導体に結合させたものおよび合成サイトカイニンであるピリジルウレアをジアミノアルカンをスペーサーにして,デキサメタゾン誘導体に結合させたものを用いた.
cDNAライブラリーを導入した酵母をベイトを含むヒスチジン無添加培地に散布し,培養した.ABAベイトを用いた培地では2個の陽性クローンが得られたが,スクリーニングを継続するうちにプラスミドが脱落し,以後のスクリーニングを継続できなくなった.スクリーニングの系の問題点を洗い出す作業を行っている.ピリジルウレアのベイトを用いる系では,まだ陽性クローンの検出には成功していない.

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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