研究課題/領域番号 |
11877021
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
樋口 京一 信州大学, 医学部, 教授 (20173156)
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研究分担者 |
森 政之 信州大学, 医学部, 講師 (60273190)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 遺伝子発現 / マウス / 精巣 / SAGE / cDNA / シークエンス / 老化 / レパートリー / SAGE法 / 塩基配列 / レパートリィ |
研究概要 |
高齢マウスとしては最も広く研究に用いられている系統の一つであるBDF1マウスの雄3ヶ月齢および31ヶ月齢と促進老化のモデルマウスであるSAMP1の雄14ヶ月齢マウスを屠殺し精巣のRNAを分離した。老化の分子的把握を目指すため、精巣での遺伝子発現の差異の網羅的比較をSerial Analysis of Gene Expression (SAGE)法とSuppression Subtractive Hybridization (SSH)法で試みた。 より効率良い解析を目指して14塩基のsingle tagを利用する改変SAGEライブラリーを3種の精巣mRNAから作製した。無作為的に数十クローンのプラスミドの塩基配列を読み、ほぼ予測通りのTagの挿入を確認した。今後、各ライブラリーについて約1000クローン(=25,000 Tags)の塩基配列を読み、3つのライブラリーのデータを比較して老化に伴う精巣での遺伝子発現レパートリーの変化の分子的把握を目指す。 またSAMP1およびSAMR1マウスの精巣mRNAより二本鎖cDNAを合成した後、PCR-Select^<TM>cDNA Subtraction Kit (CLONTECH)をもちいてSAMP1-SAMR1およびSAMR1-SAMP1の二種類のサブトラクションライブラリーを作製した。ディファレンシャルスクリーニングによりボジティブクローンを選択し、さらにノザンブロットにより発現の差異を調べた。既知遺伝子3種類と未知遺伝子2種類に発現の違いが見られた。SAMR1において発現が高かったGsg1およびACTは成熟精子細胞において発現していると報告されている遺伝子であり、未知遺伝子の一つ(Tall)も3週齢以降に発現して来る。これら3つの遺伝子の発現は11ヶ月齢のSAMP1でさらに減少しており精巣の加齢との関連が示された。
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