研究課題/領域番号 |
11877080
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
土屋 尚之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (60231437)
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研究分担者 |
山口 晃弘 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (90261974)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 慢性関節リウマチ / 滑膜 / 遺伝子発現 |
研究概要 |
1.モデル系として、培養末梢血単球に種々のサイトカインを加えて分化し、その前後におけるmRNA発現を、cDNAアレイを用いて検出した。従来放射性同位元素標識のプローブが用いられていたが、今回の研究により蛍光標識プローブを用いる検出系を確立し得た。 2.慢性関節リウマチ(RA)13例、変形性関節症(OA)6例の膝関節滑膜よりRNAを調整した。これらを用いたdifferential display法により、RA滑膜において多くの遺伝子断片の優先的な発現が見出された。それらの断片の塩基配列を決定したところ、それらのうちにはfollistatin-related protein,meningioma expressed antigen,inhibitor of differentiationなどの遺伝子が含まれることが明らかになった。これらを標的遺伝子として、mRNAを定量するため、競合的合成内部標準DNAを用いた定量的RT-PCR系を確立した。定量の結果、これらの遺伝子の多くにおいて、実際に大部分のRA患者滑膜において、OA患者と比較してmRNA量が増加していることが確認された。 3.現在、滑膜より精製したpoly A+ RNAを用い、上述の蛍光標識プローブを用いたcDNAアレイによる解析を施行中である。今後、上述の定量的RT-PCRの結果との対応を確認した上で、全ての滑膜検体についてcDNAアレイを用いた解析を進める予定である。
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