研究課題/領域番号 |
11877248
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高取 吉雄 東京大学, 医学部・附属病院分院, 助教授 (40179461)
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研究分担者 |
永井 一郎 東京大学, 医学部・附属病院分院, 助手 (00302696)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 骨壊死 / 特発性大腿骨頭壊死症 |
研究概要 |
昨年度の成果に基づき、筒型内固定体^<1)>および挿入器具^<2)>の改良を行なった。筒型内固定体のサイズは、外径19mm、内径15.5mmとし、筒体の長さは20mmと25mmの2種類を作製した。また、解剖用遺体での挿入実験から、挿入器具の柄はある程度長くないと、力を加えるハンドル部分が大腿内側に衝突することが明らかになった。このため、六角レンチなどの柄を長くし、300mmとした。これにより、比較的スムースに挿入できることがわかった。正確な挿入は、ガイドワイヤーを使用し、X線透視下で行なうことで可能と考えられた。 註 1)筒型内固定体 この内固定材は、上下が開放した筒状の構造で、外壁にネジ山を有する形状とした。素材は生体親和性の高いチタンを選択した。使用に際しては、大腿骨頭の内下方から骨頭頂点を向けて挿入することを想定している。挿入された筒型内固定体は、罹患大腿骨頭内の頚部に近い側では、骨を筒の内部と外部に分断する。一方、関節面に近い部位では連続したままの状態である。大腿骨頭の中央に、壊死骨と健常骨の分界面が存在する場合には、内固定体の挿入により、壊死骨の形状は半球状から筒の内部の骨を加えた茸状に変化し、分界面の形状は単純な面ではなくなる。また壊死骨と健常骨とは筒型内固定体の外部のネジ山で固定される。この結果、大腿骨頭は、地滑り様の移動あるいは陥入を起こしにくくなると考えられる。 2)挿入器具 骨頭下リーマー、内固定体リーマー、タップ、六角レンチを試作した。この他、挿入手術用開創鉤、関節包用剪刀などについても試作した。
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