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Campylobacter rectusの熱ショックタンパク質の遺伝子解析

研究課題

研究課題/領域番号 11877363
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

中村 亮  徳島大学, 歯学部, 教授 (30034169)

研究分担者 田部 慎一  徳島大学, 歯学部, 助手 (40284301)
杉山 明子  徳島大学, 歯学部, 助手 (90304534)
日野出 大輔  徳島大学, 歯学部, 助教授 (70189801)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
キーワード歯周病原性細菌 / 熱ショックタンパク質 / Campylobacter rectus / Helicobacter pylori / GroEL様タンパク質 / サザンハイブリダイゼーション / 遺伝子解析 / N末端アミノ酸配列
研究概要

歯周病原性細菌の1つであるCampylobacter rectus菌体より熱ショックタンパク質に属するGroEL様タンパク質を抽出し、この分子の構造解析を試みた。ATP-agaroseカラムを用いたアフィニティークロマトグラフィーとSDS-PAGEを応用した電気溶出により得られた64kDaタンパク質のN末端アミノ酸配列はAKEIFFSDEARNRLYEGVRKLNDAVKVTMGPRGRNであり、SwissProt data bankを利用した相同性の探索によりHelicobacter pylori GroELと83%(29残基/35残基)と特に高い相同性を示すことが明らかとなった。そこで、このデータを利用したセンスプライマー及びH.pylori含め他の細菌由来GroELにおいても相同性の高いC末端側配列(-GGMGGMM)を利用してアンチセンスプライマーを設計し、C.rectus由来genomic DNAをテンプレートとしたPCRを行った。PCR産物はアガロース電気泳動にて純度を確認後、digoxigenin標識してプローブとした。C.rectus genomic DNAを制限酵素で切断後、サンプルを電気泳動、膜転写して前述のプローブによるサザンハイブリダイゼーションを行ったところ、Hind IIIは1450と948bp、Pst Iは2950bp、Bam HIは6400bpの部位で反応バンドが認められた。今後、Pst I処理サンプルの反応バンド付近のDNA断片を抽出し、ベクターに組み込んだ後、大腸菌へ形質転換させて、C.rectus GroEL様タンパク質の遺伝子解析を進めていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 日野出大輔、田部 慎一、吉岡昌美 中村 亮: "歯周病原性細菌の産生する熱ショック蛋白質"日本口腔衛生学会雑誌. 50(1). 2-11 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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