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DNA・RNAを認識する新しい金属フィンガーペプチドの創製

研究課題

研究課題/領域番号 11877371
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関京都大学

研究代表者

杉浦 幸雄  京都大学, 化学研究所, 教授 (40025698)

研究分担者 永岡 真  京都大学, 化学研究所, 助手 (60314275)
二木 史郎  京都大学, 化学研究所, 助教授 (50199402)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード核酸認識 / 金属ペプチド / モチーフ / 転写因子 / 亜鉛フィンガー / 分子認識
研究概要

DNA認識モチーフの一つである亜鉛フィンガーは、特徴ある構造及び、DNA認識様式を有することから、近年大きな注目を集めている。今回演者らは、ヒト由来転写因子SplのDNA認識部位を構成する亜鉛フィンガーの(Cys)2(His)2ドメインのうち、2つのCysをHis置換した(His)4ドメインを有する人工亜鉛フィンガーペプチドを創製し、その高次溝造の変化及びDNA認識様式を調べ、新規DNA認識金属モチーフとして機能しうるかを検討した。Spl3フィンガードメインのうち2番目のフィンガーに相当するSplf2C2H2とHis置換体であるSplf2H4をFmoc固相合成法により合成し、円二色性スペクトルを測定した。次に、Spl3フィンガードメインであるC2H2Spl及びH4Splを大腸菌により発現し、精製した試科について円二色性スペクトルを測定した。更に、H4SplのDNA結合能並びに認識様式を調べるために、ゲルシフト法、DNaseIフットプリント法、メチル化干渉法を行った。円二色性スペクトルの実験からSplf2H4及びH4SplはZnの添加により一定の二次構造をとることが確認された。ゲルシフト法およびDNaseIフットプリント法の結果から、H4SplはGCboxに対して結合し、メチル化干渉法により、その認識様式はC2H2Splに類似していることが分かった。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Y.Aizawa: "comparison of the seguence-selective DNA binding by peptide dimers"Biochemistry. 38・5. 1626-1632 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Aizawa: "Stability of the dimerization domain effects the cooperative DNA binding of short peptides"Biochemistry. 38・13. 4008-4017 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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