• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

特異な超歪み架橋構造を有するノナドライド天然物の全合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 11877375
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関長崎大学

研究代表者

畑山 範  長崎大学, 薬学部, 教授 (20143000)

研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
キーワードスクワレン合成酵素阻害活性 / Ras-ファルネシル転移酵素阻害活性 / CP-225,917 / CP-263,114 / ビニルルトリフラート / Heck反応 / パラジウム触媒反応 / 天然物合成
研究概要

本合成研究の標的化合物であるCP-225,917とCP-263,114は、スクワレン合成酵素阻害に起因する強力なコレステロール合成阻害活性とRas-ファルネシル転移酵素阻害に基づく抗腫瘍活性をもち、これらの化合物をリードとするコレステロール低下薬あるいは抗腫瘍剤の開発の可能性が示唆されている。本研究は、CP-225,917とCP-263,114の全合成を完成させ、まだ未決定のままである絶対構造を明らかにするとともに、それらの効率的合成法を確立することことを最終目的としていが、11年度においては、その合成研究の基礎となるビニルルトリフラートの分子内Heck反応に基づく骨格形成について詳細に検討した。その結果、様々なビニルルトリフラートに対して本方法論が適用できることがわかり、研究課題からは少し外れるが、この方法論を適用してビタミンDA-環部の効率的新規合成法を開発できた。今後、必要な官能基を全て備えたビニルトリフラートの合成に全精力を傾け、これまで得られた知見をもとに、その分子内Heck反応に基づくCP-225,917とCP-263,114の全合成を達成する予定である。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi