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窒素ピラミッドペプチド創製のための二環性アミンの効率合成

研究課題

研究課題/領域番号 11877376
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

大和田 智彦  名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (20177025)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード窒素ピラミッド化 / 二環性アミン / 効率合成 / 窒素ピラミッド / ペプチド / ワーアザビシワロ[2.2.1]ヘプタン / ニトロベンセンスルホニル基 / 二環性アシン
研究概要

本研究課題に関連する科学研究費 萌芽的研究 「窒素ピラミッドペプチド創製のための二環性アミンの効率合成」研究者氏名:大和田智彦 の支援を受け以下の研究成果を得た。
(1)7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン誘導体の効率合成
本研究の基本構成単位である2環性アミン、7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン骨格の効率合成法として原料のピロールのN上保護基(かつ活性化基)に関して脱離可能でかつ反応条件に耐性である新たな反応活性化基の探索を行い福山らの開発したニトロベンゼンスルホニル保護基の有用性を見出し、また、場合によってはBOC基の有用性を見いだし、効率合成への端緒を付けた。
(2)7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造に基づくアミド類の窒素ピラミッド化構造特性の一般性の調査のための化合物合成法の調査
7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造に基づく窒素ピラミッドアミドの一般性をアミド結合のバイオアイソスター(生物活性における構造相同体)と考えられているスルホンアミド化合物の合成に着手し物性の基礎知見を得た。またニトロソアミン、ニトラミンの合成も一部実施し、窒素ピラミッド化構造特性が一般性を持つことを示しつつある。
現在までに合成した7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン誘導体は橋頭位に置換基を持たない誘導体に限られ、1)橋頭位に置換基を持つ誘導体の合成法の開発、2)エタノ架橋基上の置換基の立体選択的な合成法の開発 3)ベンゾ基上の種々の置換基の導入 4)スルホン基を有する7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン誘導体の効率合成法の開発 などを解決し7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造に基づく窒素ピラアミッドアミドおよび関連化合物の構造特性を分子構築に応用を図る。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Miura,S.Sakamoto,K.Yamaguchi,T.Ohwada: "Influene of structure on N-NO Bond cleavage of aliphatic N-nitrosoamines"Tetrahedron Letters. 41. 3637-3641 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Miura,M;Ohwada,T: "Influence of Structures on N-NOBond Cleavage of Alipnatic Nitrosamines"Tetrahedron Letters. (in press). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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