研究課題/領域番号 |
11877405
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 佐賀医科大学 |
研究代表者 |
小泉 俊三 佐賀医科大学, 医学部, 教授 (40274584)
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研究分担者 |
小田 康友 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (60253621)
江村 正 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (90274589)
山城 清二 佐賀医科大学, 医学部, 講師 (10253618)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
300千円 (直接経費: 300千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | 総合外来 / 受療行動 / 患者満足度 / かかりつけ医 |
研究概要 |
本研究の目的は、地域のかかりつけ医に不満を持って大学附属病院外来を受診する患者の考えや受診に至る経緯を明らかにすることである。平成11年度には佐賀医科大学附属病院総合外来と精神神経科外来において日本語版IBQ(Illness Behavior Questionnaire)とGHQ(General Health Questionnaire)を用いた調査を行い、精神科外来患者に心気的傾向が強いことを「Abnormal Illness Behavior and Psychiatric Disorders:a Study in an Outpatient Clinic in Japan(Psychiatry and Clinical Neurosciences(2000),54.447-453)」で明らかにしたが、総合外来において機能的な身体症状を訴える患者の受療行動の特徴についての調査結果は「Abnormal Illness Behavior of Patients with Functional Somatic Symptoms:Relation to Psychiatric Disorders」として雑誌「General Hospital Psychiatry」に投稿中である。平成12年度には、少数の患者についてではあるが、患者の主症状、前医での診療内容、外来受診を決心するに至った動機、家族・親族の関与、前医との対人関係上悩んだ事柄などについて準構造化面接を行った。その結果は「紹介状なしにセカンド・オピニオンを求めて大学病院を受診した患者の心理的背景について」と題して、家庭医療学研究会会誌「家庭医療」に投稿中である。
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