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瞬目行動の看護ケアに対する他覚的指標利用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11877423
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関東北大学

研究代表者

杉山 敏子  東北大学, 医療技術短期大学部, 講師 (90271957)

研究分担者 小山田 信子  東北大学, 医療技術短期大学部, 講師 (40250807)
田多 英興  東北学院大学, 教養学部, 教授 (90045675)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード月経周期 / 瞬目率 / 性ホルモン / 対人距離 / 基礎看護実習 / 瞬目行動 / 看護ケア / 観察 / カテコラミン / GACL
研究概要

瞬目は行動の一つとしてとらえる立場で研究が進められ,さまざまな心理活動に対応する変化が明らかになってきている.指標としての具体的な利用としては,教育活動の中での子供たちの興味の度合いや理解の程度などの他覚的指標として検討され始めている.その線上で瞬目がケアの中での患者の微妙な心理的変化を表すことが明確になれば,看護活動の中でも客観的かつ手軽に使用できる指標としてその有効性が期待できる.
本研究の目的は,(1)患者の変化を心理的な変化を表す他覚的指標として看護場面に利用できないかを検討すること,(2)瞬目行動の男女差の発生する原因を,性ホルモン分泌量,ドパミン分泌量,瞬目の関連性から検討することであった。
実験および調査の結果は,日本心理学会,生理心理学会,東北心理学会で成果を発表した.
さらに,(1)については,看護学生の基礎実習時の患者と学生の間の距離の変化を測定し論文としてまとめた。その結果は,看護場面に直接応用できる種類の成果には至らなかったが,看護場面における非言語的コミュニケーション技法としての対人距離の研究には,表情としての瞬目の研究が助けになることが明らかになった.
(2)については,月経周期と瞬目を横断的に検討した論文を一つと,男子被験者と女子被験者の瞬目を縦断的に測定し,その比較について結果を論文とした.その結果から,月経期の瞬目が他の時期に比較して少ない傾向にあること,女子の瞬目率は月経周期の期間と類似した期間の周期性をもつ可能性が示唆された.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 杉山敏子,田多英興: "月経周期が瞬目活動に及ぼす影響-横新的データに基づく分析-"人間情報学研究. 5. 13-20 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 杉山敏子,岩見谷生恵,田多英興: "基礎看護実習Iにおける対人距離の変化とその規定要因"東北大学医療技術短期大学部紀要. 10・1. 31-39 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 杉山敏子,田多英興: "内因性瞬目の周期性変動とその性差について"人間情報学研究. 6(印刷中). (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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