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大学病院における専門外来の種類と看護の課題

研究課題

研究課題/領域番号 11877432
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関千葉大学

研究代表者

今村 美葉  千葉大学, 看護学部, 助手 (40282462)

研究分担者 清水 安子  千葉大学, 看護学部, 助手 (50252705)
野口 美和子  千葉大学, 看護学部, 教授 (10070682)
湯浅 美千代  千葉大学, 看護学部, 講師 (70237494)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード大学病院 / 専門外来 / 外来看護
研究概要

本研究の目的は、全国の大学病院における専門外来の種類ならびに患者特性を把握し、その中で行われている看護の実態と課題、将来の展望を明らかにすることである。全国140の大学病院のうち研究承諾の得られた80病院の看護管理者ならびに外来の看護管理者にアンケートを送付し、そのうち61病院から回答があった。
専門外来の種類は、内科系(糖尿病外来、血液外来、呼吸器外来等)が228、外科系(乳腺外来、リウマチ外来、ストーマ外来等)が305、母子系(不妊外来、(小児)腎臓外来、(小児)神経外来等)が225、その他(弱視・斜視外来、アレルギー外来、ベインクリニック等)が417、センター方式(老人性痴呆疾患センター等)が4の計1179種類であり、専門外来の細分化がすすんでいることが明らかとなった。
看護の実態と課題については、まず業務・事務仕事が多いこと、加えて人員不足により、患者把握もできず、看護活動の時間もとれないことがあげられた。また、個室がないなどの場所の問題から、患者のプライバシーが守れない、個別指導・集団指導ができない、患者や家族の話を聞くことができない等の他、数多くの問題点があげられた。専門的知識を持った看護婦の外来への配置はまだ一部で行われているのみであった。
在院日数の短縮化が進み、外来患者が重症化しており、外来での看護を充実させたいという声は多かった。今後外来において個別的、専門的なかかわりができるシステムや環境の整備、人員の確保、認定看護師や専門看護師他専門的知識を持った看護婦の配置や人材育成、他職種や地域との連携などが将来の展望として述べられた。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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