研究課題/領域番号 |
11878035
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人大学入試センター (2001) 大学入試センター (1999-2000) |
研究代表者 |
林 篤裕 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70189637)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | Rule Space Method / 教育評価 / Neural Network Model / Attribute / 問題分析 / 潜在構造分析 / ガットマンスケール |
研究概要 |
これまで(初年度と2年度)を振り返ると、(1)Rule Space Method(RSM)に関する理論の整理と検討、(2)RSMとニューラルネットワークモデル(NNM)の差異の明確化、(3)NNMを用いたRSMへの支援の提案、(4)RSMとNNMの差異に関する数値実験、(5)RSMに関する最近の理論展開のフォロー、(6)RSMのプログラムの取得、(7)BUGSHELLの利用方法の習得、を中心に研究を行ってきた。最終年度にあたる本年度は、引き続き以下のことに重点を置いて研究を遂行した。 (8)RSMを適用するための実験の策定 RSMを適用するのに適当な試験問題を選定した。その結果、米国ACTが実施しているScience Reasoning Test(SR-Test)を用いることにし、使用許諾等を含めて各種の準備作業を行った。 (9)実験の実施 上記SR-Testを用いて、その解答過程を明らかにし、RSMを適用するべく、300名規模のデータ収集を行い、解答パターンの電子化や採点作業を行った。 (10)Attributeの抽出 SR-Testの解答パターン、およびその解答過程の記述を元に、Attribute行列の抽出を試みた。 今後の課題としては、今回得られたデータ、およびAttributeをRSMに適用し、同方法の有効性を検証し、また問題点を明らかにしていきたいと考えている。 なお、これら一連の研究活動において、RSMの提唱者であるDr.K.Tatsuoka(Columbia University)やその研究グループと意見交換を行ない、電子メール等で有意義な情報交換を行った。また、研究内容を国際学会(IMPS-2001、8月、大阪、Conference Volumeに投稿中)で報告し、また学会誌(計測と制御)や機関誌(大学入試フォーラム)に発表した。
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