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食生活を中心とする生活リズムと精神的安定度との関係

研究課題

研究課題/領域番号 11878038
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関広島大学

研究代表者

佐藤 一精  広島大学, 教育学部, 教授 (50023487)

研究分担者 冨永 美穂子  広島大学, 教育学部, 助手 (50304382)
児玉 憲一  広島大学, 保健管理センター, 教授 (10186702)
森 敏昭  広島大学, 教育学部, 教授 (10110834)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード生活リズム / 食生活 / 精神的安定度 / UPI
研究概要

今日生活リズムを乱し、心身の健康を損なっている人も少なくなく、特に精神面に問題のある生徒、学生が増加の傾向にあることもあって、青少年の心の問題は社会的にも関心が高まっており、食生活との関連性も論じられている。しかし、心理面の調査と食生活を中心とする生活リズムについて同時に、総合的に検討した例は見あたらない。そこで、食生活を中心とする生活リズムとUPI(University Personality Inventory)やレジリエンスなどから評価する精神の安定度について、中・高等学校の生徒と大学生それぞれ約300名を対象に調査を行った。その結果、いずれの場合にも日常生活に関わる健康状態、睡眠、ストレス度、相談できる友人の有無と、精神的安定度との間に相関があった。中・高生の場合にはほとんどが自宅通学のため食事のバランスがとれているせいか、大学生と比し食生活と精神安定度とに関連を示す項目が少なかった。食生活のバランスを欠くものの割合は男子学生の方が高かったが、食品の摂取頻度が精神的安定度と相関をもつものは女子学生に多く、特に野菜の摂取頻度との相関が高かった。女子学生では牛乳・乳製品の摂取頻度との相関も高かったが、同様の関係が中・高生の場合にも認められた。また、大学生の場合とは逆に、男子生徒の方が食品の摂取頻度と精神的安定度と相関の認められるものが多く、肉類や魚介類の摂取頻度とにも相関があった。これらのことから食生活、なかでも食品の摂取の仕方と精神的安定度との関連性が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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