• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ボランティア活動を通した留学生の主体的社会参加に関する研究-多文化共生に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 11878045
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関長崎大学

研究代表者

松本 久美子  長崎大学, 留学生センター, 助教授 (70295111)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード留学生 / 主体的社会参加 / ボランティア活動 / 相互理解 / 多文化共生 / ボランティア / 地域への主体的参加 / 異文化交流
研究概要

研究目的:
1. 地域に留学生が主体的に参加していける活動の場の開拓と設定を行うこと。
2. 留学生と日本人双方が、交流・協力を通して異なるものを認め理解し受け入れていく場としての、また、その過程を通して自己を発見し変容させていく場としてのボランティア活動の可能性を探り、その有効性について検証を試みること。
平成11年度:
1. 平成11年度に、長崎大学医学部付属病院のボランティア活動に参加した留学生は2名である。
2. 同婦長から、外国人入院患者のための、留学生による看護婦や医師との会話の通訳ボランティアの依頼を受けた。協力できる留学生7名のリストを作成し、担当婦長に送付した。
3. 7月10日に行われたシンポジウム「多文化共生in長崎」(主催:国立国語研究所・多文化共生in長崎実行委員会)の実行委員の一人として「留学生交流とボランティア」というタイトルで分科会を設け、地域住民と留学生とのボランティアを通じた双方向的な学習・交流の可能性について討議した。
平成12年度:
1.長崎大学医学部付属病院病棟でのボランティア活動の継続
新規に2名の留学生がボランティアとして活動した。
2.「お見舞い・通訳ボランティアリスト」
実際の使用状況の連絡を受けながら、ボランティアの募集を継続して行った。
3.「会話パートナープログラム」の活動内容再考
このプログラムは留学生と日本人学生に出会いの場を提供し、相互理解を深めるために行っているものである。活動内容を再考し、留学生と日本人学生が協同で行うボランティア活動の可能性を検討した。この活動の中から、留学生と日本人学生による交流サークルが生まれ、活動している。
4.周辺調査として、アメリカの大学でのボランティア活動への取り組みの状況についての情報および資料
収集を行った。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松本久美子: "会話パートナープログラム-留学生と日本人学生の相互理解に向けて-"広島大学留学生センター紀要. 11(発表予定). (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 松本久美子: "ボランティア活動を通しての主体的な地域社会参加の試み-留学生による病院でのボランティア活動を事例として-"広島大学留学生教育. 4(発表予定). (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi