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可能世界の順序に基づいた定性的意思決定モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 11878067
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 健  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00271635)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード選好 / 優先順位 / 極小限定 / 柔らかい制約 / 線形計画法 / 整数計画法
研究概要

本研究の目的は,今まで行って来た定性的確率および定性的効用関数の研究を融合し,定性的な意思決定理論を構築することである.今年度の成果は以下である.
優先順位つき極小限定における最選好モデルの新しい計算手法の提案および実装 前年度提案した最選好モデルの計算手法では,線形計画法を1回解くことによって,極小モデルを1つづつ計算することができるが,極小モデルが少なくなるにつれて,計算時間が増大するという問題点があった.この問題点を解決するために,Nerodeらの方法を修正することによって,優先順位の各階層の計算を順に求めて行くことで,その計算時間の増大を緩和する手法を提案した.これによって,より実現性の高い意志決定エンジンのモデルを構築できた.
ソフトウェアの要求工学への応用 決定理論の応用として,ソフトウェアの要求工学に関する検討を行ない,ソフトウェアが変更されたときに,優先順位にしたがって,どの部分の変更が必要であるかを決定する理論を構築した.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Satoh, K.: "Computing Circumscriptive Databases by Integer Programming : Revisited"Proc.of AAAI-2000. 429-435 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Satoh, K.: "Formalizing Prioritized Consistency Management in Requirement Engineering"Proc.of Interenational Symposium on Principles of Software Evolution. 189-193 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 岡本 英紀,佐藤 健: "0-1整数計画法を用いた優先順位付き極小限定における極小モデルの計算"人工知能学会誌. (印刷中). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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