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モジュール組み合わせ法による人工糖脂質ライブラリーの合成と分子集合特性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11878109
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 生物有機科学
研究機関九州大学

研究代表者

浜地 格  九州大学, 工学研究院, 助教授 (90202259)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード人工糖脂質 / ライブラリー / 固相合成法 / 分子集合体 / モジュール組成せ / 糖脂質ライブラリー
研究概要

本研究の目的は、細胞間分子認識や独特の生理活性を示すキー化合物として注目を集めている糖脂質の人工モデル化合物の簡便で柔軟な合成方法を確立することであった。天然に存在する糖脂質群は、脂質疎水部を含めて非常に多様な分子構造をしているために、現象論的な諸発見が構造・機能相関といった基本的な原理の確立につながりにくい。多様な生理活性に必要不可欠な構造、またその活性の物理化学的な本質は何か?といった基礎的なことが未解明のままである。そのような疑問に答える基礎研究を展開するために、構造多様な糖脂質群を純粋に合成して提供する有機化学的手法が強く求められている。ここでは脂質疎水部の構造を含め複雑で多岐にわたる糖構造を基本的に同一原理の合成手法で脂質に導入できるコンビナトリアルライブラリー的な新手法の開発を目指し、モジュール組み合わせ法が有効であることを実証した。また、この合成法を固相法にまで拡張して、人工糖脂質ライブラリーを得ることに成功した。得られた人工糖脂質の会合体挙動や界・表面物性などの特性を物理化学的手法を駆使して詳細に検討し、親水部糖鎖構造と集合体特性との相関、糖部分だけでなく脂質疎水部の集合形態に与える影響などの基礎的で総合的な知見を集積した。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 浜地格: "Solid phase lipid synthesis (SPLS) for construction"Chemical Commumication. 1281-1282 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 浜地格: "新しい生体材料の設計へのアプローチ"生体材料. 18. 142-148 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 清中 茂樹: "新しい生体材料設計へのアプローチ"生体材料. 18巻(印刷中). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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