研究課題/領域番号 |
11878159
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
関野 佑子 群馬大学, 医学部, 講師 (70138866)
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研究分担者 |
斎藤 佳子 群馬大学, 医学部, 助手 (70241263)
白尾 智明 群馬大学, 医学部, 教授 (20171043)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 海馬 / アデノシン / GABA / 光学測定 |
研究概要 |
多シナプス経路を介した海馬内情報処理における内因性アデノシンの役割を、アデノシン拮抗薬を海馬スライスに作用させて、電気生理学的手法および光学的測定法を用いてその効果を解析した。また、アデノシン拮抗薬で誘発した応答に細胞内cAMP濃度変化が伴うかどうかを生化学的に調べ、シナプス後部に存在するアデノシン受容体の活性化をの細胞内メカニズムを解明した。 (1)電気生理学的解析:hilusを0.6mAで刺激し、CA1、CA2、CA3の各領域の細胞層でfield potentialを記録した。抑制性伝達物質GABAと内因性アデノシンの抑制効果を比較し、内因性アデノシンによる抑制がCA3aとCA2で強いことが確認された。(2)光学的測定法により、アデノシン拮抗薬の効果の空間的広がりを調べた結果、アデノシン後部特異的受容体の分布と一致した。(3)アデノシン受容体がGタンパクを介して細胞内cAMP濃度を調整していることが知られているので、Adenylyl cyclaseを活性化するフォルスコリンの効果と比較した。CA2領域のポテンシャルはA1受容体非存在下でほとんどpopulation spikeが認められず、またforskolin単独で模造鏡がなかった。ところが、forusukorinn20分投与後に、A1受容体の拮抗薬を作用させると、振幅は5mVにまで増加した。
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