研究課題/領域番号 |
11891001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
哲学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
岡田 光弘 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30224025)
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研究分担者 |
野家 茂樹 東京大学, 教養学部, 教授 (50198636)
土屋 俊 千葉大学, 文学部, 教授 (50155404)
飯田 隆 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10117327)
佐藤 雅彦 京都大学, 情報学研究科, 教授 (20027387)
岩田 孝 早稲田大学, 文学部, 教授 (80176552)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 論理学 / 論理哲学 / 論理学史 |
研究概要 |
特定領域研究「新しい論理学の展開」に向けて、その準備のための企画・調査を行った。現在進みつつある新しい論理学の展開を把握し、論理学の進むべき方向を明らかにしていくには、哲学系論理学者達が中心となり、これに西洋・東洋の論理学史の学者達および認知科学、言語学、人工知能論、情報科学基礎論、数学基礎論を含めて特定領域研究チームを形成する必要がある。このため、本企画・調査研究においても、論理哲学者達だけでなく、これに認知言語学者、論理学史学者、情報科学者に加わってもらった。 岡田は論理哲学(数学基礎論やフッサール後期の論理学も含む)を、飯田は言語分析哲学を、野矢は日常言語と論理との関係を、土屋は認知科学的立場からの論理を、岩田はおもに印度論理を中心に企画調査を行った。また、これらのメンバーの各々は、哲学以外の他の分野との交流も盛んに行ってきた。例えば、土屋は言語学界および認知科学界においても哲学的立場から多くの成果をあげており、また岡田は人工知能論や情報科学や数学との境界領域の研究者たちとの打ち合わせも進めてきた。また、これまでも哲学系の研究代表者岡田と分担者土屋は情報科学系の分担者佐藤と分野を超えて本企画調査のための学術交流を重ねてきた。 これと並行して、岡田が海外における代表的な哲学系論理学の共同研究プロジェクトの視察・調査を行った。また、ソルボンヌ大学哲学科Joinet博士、パリ・エコールノルマールシュープリュールのLongo博士ら欧州の論理学者およびホンコン大学哲学科及び米国テキサス大哲学科Thomason博士らアジア、米国の何人かの分析哲学者や言語行為論の論理研究者らを招いて、本研究企画のためのディスカッションを行い、助言を仰いだ。
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