研究課題/領域番号 |
11894005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
家 正則 国立天文台, 光学赤外線天文学・観測システム研究系, 教授 (30111446)
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研究分担者 |
高見 英樹 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (00270455)
田村 元秀 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (00260018)
安藤 裕康 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 教授 (90111559)
山下 卓也 国立天文台, ハワイ観測所, 助教授 (00211631)
林 正彦 国立天文台, ハワイ観測所, 教授 (10183914)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 大型光学赤外線望遠鏡 / 観測装置 / 補償光学 / 国際協力 |
研究概要 |
国立天文台が1999年度に完成した8.2mすばる望遠鏡は、2000年度には7台の共同利用観測装置の試験調整を経て、一部共同利用観測を開始する。可視光と赤外線での特色ある観測機能を備えたこれらの装置を用いて2000年度後半には、観測的宇宙論と星形成論に関する研究において、初期成果を挙げることを目指しており、大いに期待できる。 一方、1990年代後半より既に稼働中のケック望遠鏡に加えて、1999年度より共同利用を開始した欧州南天天文台の8.1m望遠鏡VLT、すばる望遠鏡より約1年遅れの米英加ほか連合の8mジェミニ望遠鏡などが、2001年には勢揃いするため、観測天文学の世界は大きく変わることが予想される。 このような中で、本研究による連絡調整を経て、2000年3月には本研究代表者が組織委員長となり、ミュンヘンでSPIE主催の「21世紀の可視光と赤外線観測装置」をテーマとする大型の国際研究集会を開催することとなった。この研究集会はどちらかというと装置計画の展望を主テーマとしたものであるが、この研究集会に呼応する形で2001年の前半に、すばる望遠鏡を軸として国立天文台ハワイ観測所において最新の天文学観測の成果を持ち寄り、21世紀の天文学を展望する国際研究集会を別途開催することを検討した。 すばる望遠鏡を軸とした日米豪の共同研究を模索しつつ、ハワイでの初めての本格的な国際研究集会の開催について、各国の主要研究者グループと連絡協議したり、会場や実施に際する具体的問題について調査検討を行い、基本的には予算的裏付けさえ得られれば開催可能であり、また諸外国の関連研究者からも開催を望む声が強いことを確認した。
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