研究課題/領域番号 |
11894017
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
生態
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
浅野 透 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (00281105)
|
研究分担者 |
東 正彦 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (40183917)
和田 英太郎 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (40013578)
中西 正己 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60025434)
新山 馨 森林総合研究所, 環境部, 室長
中野 繁 京都大学, 生態学研究センター, 助教授 (50217791)
|
研究期間 (年度) |
1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
|
キーワード | 長期研究 / LTER / 地球環境 / ネットワーク |
研究概要 |
1999年6月と2000年2月に2回のワークショップを開き、今後の長期生態研究に関して以下の方向性をもって推進するという結論を出した。 1)日本の潜在的LTERサイトの洗い出し。 すでに森林や草原の長期固定調査地、湖沼の長期研究調査地などのディレクトリを整備しつつあるし、水文試験地のディレクトリを作成しつつある研究者グループもあるようです。このような情報をもっとオープンにし、ゆくゆくはデータの公開も含めた情報網を作る 2)いくつかのモデル的な学際研究サイト整備。 北海道大学の苫小牧講習林や、琵琶湖などのように、長期研究データの蓄積と学際的な研究の可能な条件が整備しつつある場所もあるので、今後大型のプロジェクトによって整備することが現実的である。設置が予定されている地球環境学研究所や、地球観測フロンティア、など今後の動きをにらんで、整備を働きかける。 3)長期的な研究の可能な研究費の新設要求をだす 現在の研究費は長くて5年間で打ち切られるため、長期のベースラインデータの収集などには不向きであり、いろいろな研究目的の研究費をつないで長期間の観測を維持しなくてはならないという負担が大きくなっている。他の学会とも協力して、こうした長期観測データの収集が可能な研究費システムを要求して行く。 このほか、アジア太平洋地域の長期生態研究ネットワークのワークショップ(1999年11月、ソウル)に出席し、外国との情報交換を行ったほか、日米の学生交流をサポートした。
|