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多次元画像流速計測標準のための国際協力に関する企画調査

研究課題

研究課題/領域番号 11895006
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 流体工学
研究機関東京大学

研究代表者

小林 敏雄  東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (50013206)

研究分担者 植村 知正  関西大学, 工学部, 教授 (70029536)
川橋 正昭  埼玉大学, 工学部, 教授 (70008853)
山本 富士夫  福井大学, 工学部, 教授 (50020227)
木村 一郎  大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (60031134)
速水 洋  九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (10038606)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワード多次元画像流速計 / 国際標準 / 先端研究 / 国際共同研究 / システム パラメータ / システム評価標準 / PIVデータベース
研究概要

本研究では多次元画像流速計測システムを評価するための標準を策定するを念頭において,当面,次の2項目の調査研究を実施した.すなわち,PIVを中心に,多次元画像流速計測システムに関する先端研究の動向を調査すること,およびシステムにおけるパラメータの調査・分析を通して,評価手法の構築に必要な国際共同研究のテーマを設定することに絞った作業を行った.前者については,調査対象として,極小流,極大流,高速流,混相流,燃焼反応流,バイオ関連,環境問題,先端素材,宇宙・無重力,放射光利用,超高速度・高解像度画像入力装置の11分野を選び,分担してそれぞれの分野におけるPIV技術,多次元画像流速計測の先端情報を内外の文献165から分析し整理した.
後者に関しては,2回の海外研究調査と3回の国際会議時における打ち合わせによって,国際共同研究テーマを設定し提案することができた.世界の研究者が,3項目のテーマ,State-of-the-arts問題としてそれぞれのもつPIVシステムによってチャネル乱流を対象に,乱流統計量のPIVデータベースを作成すること,Technical-break-through問題として気泡混相流の微細構造をどこまで評価できるか探ること,およびImage-analysis問題としてDNS数値解析結果からの標準画像によるPIV計測結果の比較を通してシステム評価標準の策定資料を得ること,について研究を行い,2001年9月に成果を持ち寄り,討論することにを米国,欧州の研究者と合意することができた.
本研究を通して,PIVを中心に多次元画像流速計測システムの先端研究および今後の動向を見ることができ,同時に,PIVシステムを定量的に評価するための基礎データ蓄積に関する米国,欧州と日本の国際共同研究の設置を我が国がイニシアティブをとって計画することができた.

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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