研究課題/領域番号 |
11895012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
水工水理学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
安田 孝志 岐阜大学, 工学部, 教授 (10093329)
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研究分担者 |
久木 幸治 琉球大学, 理学部, 講師 (60305183)
江淵 直人 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (10203655)
小林 智尚 岐阜大学, 工学部, 助教授 (50205473)
徳田 正幸 国際航業(株), 技術センター, 技師長
藤井 智史 通信総合研究所, 沖縄電波観測所, 所長
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 海洋レーダ / HFレーダ / VHFレーダ / Xバンドレーダ / 船舶レーダ / 短波レーダ / レーダ観測 |
研究概要 |
海上・海岸設置型レーダとして、HF・VHFおよびXバンドレーダを取り上げ、これらによる沿岸海洋観測の現状と可能性について企画調査を行い、以下のような成果を得た. 1.国内外のおける海洋短波レーダを用いた海洋観測の現状調査: 土木学会海岸工学委員会研究現況レビュー小委員会での活動実績を踏まえて数回の個別・全体会議を持ち、その成果を土木学会から刊行予定の出版物『海上・海岸設置型レーダによる海洋観測』の第10章「海上・海岸設置型レーダによる海象・気象計測に関する海外の動向」として取りまとめた. 2.海洋物理とレーダ技術双方を基礎とした新しい観測・解析技術の確立: HFレーダによる海面からのドップラースペクトルを基に波高分布を導く手法を開発し、その成果を論文として公表するとともに、上述の出版物の第4章「HF・VHFレーダを用いた海洋観測・解析手法」および「船舶用Xバンドレーダを用いた海洋観測・解析手法」として取りまとめた. 3.短波レーダによる海洋観測の可能性とこれからの海象観測のあり方: 船舶用Xバンドレーダによる広域海浜流速度場の計測やVHF海洋レーダを用いた表層流観測によって潮目挙動の解析が可能となることを実証し、その成果を論文として発表するとともに、上述出版物の第6章「HF・VHFレーダによる観測」、第7章「船舶用Xバンドレーダによる観測」、 第11章「海洋レーダの課題、将来展望」として取りまとめた. 4.合同観測による各種海洋短波レーダによる特性の把握: 三重県紀勢町七里御没海岸のHFレーダサイト(三重県管理)にXバンドレーダを持ち込み、合同観測を行うための準備を進め、各種短波レーダによる観測システムを構築した.これによって、2000年の早い段階での観測とその結果に基づくレーダ特性の把握が可能となった.
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