研究課題/領域番号 |
11896003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
応用微生物学・応用生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
池田 篤治 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (40026422)
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研究分担者 |
木原 壯林 京都工芸繊維大学, 大学院・工芸科学研究科, 教授 (60161543)
大堺 利行 神戸大学, 理学部, 助教授 (00194118)
桑畑 進 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40186565)
大久保 明 東京大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (20111479)
垣内 隆 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20135552)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 生物電気化学 / バイオセンサ / バイオ電池 / 電気分析化学 / 界面電荷移動 / 生体酸化還元 / 酵素・□免疫反応 |
研究概要 |
平成12年3月開催の国際研究集会「21世紀における生物電気化学の展望」に関する企画調査を目的とした本研究において、農学と工学の研究者さらに理学の研究者も含めてそれぞれが、生物電気化学をどのような研究分野として認識しているかについて、相互の理解を得ることからスタートした。酵素反応や抗原-抗体反応の生化学に関する研究者と、これらの反応をセンサーとして利用する立場からの研究者間での意見交流、植物光障害、ストレス応答の立場からの活性酸素研究と電気分析化学的立場からの活性酸素反応研究との接点、生物機能の有効利用と電気化学、生物分析法としての分光電気化学研究、など個別の具体的研究事例に基づいた議論が行われた。その集約として、生物の基礎理解や有効利用において、生物現象の電気化学的把握、適切な分析技術の重要性が共通の認識となった。また、工学的立場から生物を扱う場合に、生物本来の性状や機能についての理解が大変重要であるとの結論に達した。今後生物を対象とする研究を進めるにあたって、特にその機能的側面の研究において、それが基礎的研究であれ、応用研究であれ、生物現象の電気化学的立場からの理解が不可欠であるとの合意を得た。このような共通認識をふまえて、国際研究集会の企画として、生物・生体機能解明、生物・生体機能利用、生体膜機能-電荷移動、の三つの柱をたて、それぞれについて具体的テーマの設定を行った。この企画研究による具体的研究調査、議論、総括によって生物電気化学の新しい研究領域の重要性が明確になった。
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