研究課題/領域番号 |
11897024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
夏目 長門 愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 特殊診療科教授 (90183532)
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研究分担者 |
亀山 洋一郎 愛知学院大学, 歯学部・病理学講座, 教授 (70113066)
大野 紀和 愛知学院大学, 歯学部・解剖学第一講座, 教授 (70064889)
河合 幹 愛知学院大学, 歯学部, 名誉教授 (50064788)
酒井 英一 愛知学院大学, 歯学部・解剖学第二講座, 講師 (10104879)
猿渡 れい 愛知学院大学, 歯学部・解剖学第一講座, 助手 (10291767)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | ミャンマー連邦国 / 少数民族 / DMF / 口腔粘膜病変 / EVウイルス / 遺伝子解析 |
研究概要 |
我々はこれまで、9回ミャンマー連邦国に赴き、現地医療省大臣Saw Tun氏ならび副大臣H.E.Col.Than Zin氏、国際渉外部責任者Maung Maung Lin氏、及び教育医療施設局長Mya Oo氏など、政府関係者、ヤンゴン大学歯学部学長、口腔外科Paing Soe教授、同副学長病理、形態学Ba Myint教授と、またビルマ歯科医師会会長Khin Maung Lay氏と交流の経過で、同国のシャン州パラウン族の口腔実態調査ならび同人種への人類遺伝学的解析についての技術移転の共同研究への強い希望を受けた。 そこで、我々は、本企画調査において、両国共同で行うプロジェクトチームを組織し、ミャンマー連邦国の山岳会の会長でもあるPaing Soe教授、また日本山岳会の役員である大野紀和教授も含め、両国専門家が現地に赴き、調査地域で企画調査を行い、具体的に本研究に必要な情報と知見を得て研究計画を立案した。 日本側5名の専門家をヤンゴンに派遣、現地研究者と再度打ち合わせを行った後、空路でマンダレーまで行き、そこからすでに我々が外務省民間公益団体補助金により供与した自動車を利用し、陸路にて山岳部へ行き、2週間程度の日程で、関係者との打ち合わせの後、1週間にわたり、首長族集落に滞在し、食生活、嗜好品、口腔清掃状況等の調査ならびに口腔粘膜疾患、歯牙欠損等35項目について企画調査を行った。これにより、同族の口腔の歯牙形態、口腔疾患罹患状態等を明らかにするとともに血液採取を行った。このプロジェクトは本年我が国へ公式訪問した医療省大臣他7名の政府関係者より高い評価を得た。 これらの結果をもとにミャンマー連邦国において両国共同の少数民族の人類遺伝子学的解析のための研究計画を立案した。
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