研究課題/領域番号 |
11898007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
能田 伸彦 筑波大学, 教育学系, 教授 (80020121)
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研究分担者 |
清水 克彦 国立教育研究所, 教材開発研究室, 室長 (00192609)
礒田 正美 筑波大学, 教育学系, 助教授 (70212967)
清水 静海 筑波大学, 教育学系, 助教授 (20115661)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 数学科学習指導法 / 国際比較共同研究 / テクノロジーを活用した指導法との比較 / 問題解決指導との比較 / オープンな問題 |
研究概要 |
西暦2000年7月に4000人規模の数学教育世界会議ICME9が幕張を会場に開催される。研究代表者は、これまで学習指導法開発研究に従事してきており、海外の主要大学の研究者と交流しながら国際的に研究活動を展開してきた。このICME9では、研究代表者は国際プログラム委員として会議全容の計画の一翼を担うことになった。今回このICME9においては、日本の主導的な役割が期待される。日本の主導的な役割は、アジアを代表して、質の拡大を積極的に推進することで発揮され、日本の研究者がイニシアチブを発揮して研究内容と方法が提案され、議論される会とする必要がある。本研究は、その主導性、主体性を発揮するために必要な企画調査を行うものであった。本企画研究では、世界から研究者が集うこの機会に学習指導法開発の国際比較共同研究を実現するための企画調査を行うものであり、特に、1999年度中に、その動きを世界に広げる必要があり、そのためには、各地の著名研究者を共同研究者とし、その研究者などを中心に、各地での研究をICME9で総括する動きを、日本側から求め促す必要がある。これまで研究代表者等が交流した世界の代表的研究者との個別共同研究の実績を前提に、今後互いに国際比較をしながら、発展させるための予備会議を開いた。その会合では、2000年のICME9では各地域からいかなる研究発表が求められるかの課題を明らかにして、その課題に答える研究発表がICM9でなされるように協議した。そこで協議された比較のための枠組みを世界に発信し、ICME9を機会に、学習指導法開発に関する国際比較共同研究が、日本のよさを基礎に展開できるための足場つくりを行った。
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