研究課題/領域番号 |
11898016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
環境影響評価(含放射線生物学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菊池 英明 東北大学, 加齢医学研究所, 助教授 (60006111)
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研究分担者 |
青木 康展 環境庁国立環境研究所, 室長 (20159297)
山下 敬介 広島大学, 医学部, 助教授 (40166666)
松居 靖久 大阪府母子保健総合医療センター研究所, 部長 (40241575)
福本 学 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60156809)
十川 和博 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80175421)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | ダイオキシン / 免疫毒性 / 催奇形性 / 生殖毒性 / ダイオキシン受容体 / 情報伝達系 |
研究概要 |
ダイオキシン類化合物の多様な毒性に関する、生体高分子との相互作用という視点からの総合的な検討を行い、特定領域研究Bへ発展させるために調査検討する。ダイオキシン類化合物の毒性として、以下のように分類し、重点的に調査した。 1)免疫毒性。菊池らは、免疫毒性を胸腺組織におけるT細胞のアポトーシスと位置づけ免疫機能を担う胸腺組織のネガティブセレクションに関与した細胞内情報伝達系の生体高分子の観点から調査した。2)生殖毒性。松居らは、ダイオキシンの精子発生初期の生殖細胞系列に及ぼす効果を、福本らは卵成熟に及ぼす効果をチロシンキナーゼを中心として、情報伝達因子及びその受容体の機能発現という視点から調査した。3)催奇形性。山下らは、妊娠マウスにダイオキシンを投与された胎児マウスにおける口蓋裂や水腎症の発症に関してダイオキシン受容体が、発生初期のどのような時期に、どのような機能と関係して働いているかという視点から調査した。4)細胞内情報伝達系撹乱作用。青木らは、ダイオキシン類化合物が細胞内に様々な情報伝達系の生体高分子を活性化する現象と、それにともなう関連遺伝子の転写活性化を見い出しているので、ダイオキシン類化合物を細胞内情報伝達系撹乱物質ととらえ調査した。5)ダイオキシン受容体を介した細胞内情報伝達系。十川らは、ダイオキシン受容体を介した細胞内情報伝達系という視点から、様々な毒性作用をどこまで説明可能であり、ダイオキシンが作用する新たな生体高分子の関与を示唆する毒性作用はどの点にあるかを調査した。これらの調査結果を仙台に持ち寄り検討し、問題点を明確にして特定領域Bの申請書を作製した。
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