研究課題/領域番号 |
11F01396
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小林 達彦 筑波大学, 生命環境系, 教授
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研究分担者 |
HASSANINASAB Azam 筑波大学, 生命環境系, 外国人特別研究員
HASSANINASAB Azam 筑波大学, 生命環境系, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2013年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2012年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2011年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | 微生物 / 分解 / 代謝 / 酵素 |
研究概要 |
植物由来ポリフェノールの一種であるクルクミノイドに分類されるクルクミンは、カレーのスパイスであるウコンの黄色色素である。古来より食用として用いられ、近年、その生理作用と医学的有用性が盛んに研究されている。クルクミンの生理作用として、抗酸化作用や抗腫瘍作用、抗炎症作用、抗アミロイド作用などが知られている。クルクミン類縁化合物や代謝産物もまた様々な生理活性作用を示すことが強く期待されるが、これら化合物自身を合成・調製することが困難な状況にあるのが現状である。微生物のクルクミン分解・代謝微生物が産生するクルクミン代謝産物の構造を決定するとともに、クルクミン代謝酵素・経路を利用して、クルクミンから有用物質生産プロセスを開発することを目的とする。 昨年度、クルクミン分解酵素活性が最大となる最適培養条件を決定したクルクミン分解菌についてさらに解析を行った。クルクミン分解活性が最大となる最適条件で培養して得られた菌体を用いてクルクミン分解酵素の精製を行った。菌体を破砕し、無細胞抽出液を調製後、クルクミン分解活性を指標に種々のカラムクロマトグラフィー操作を検討したが、クルクミン分解酵素の精製は容易ではなかった。しかしながら、硫酸アンモニウム分画、クロマトグラフィーの種類を変えることで、予備的データではあるが、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動上、単一バンドを与える精製スキームを探しあてることに成功した。
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今後の研究の推進方策 |
(抄録なし)
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